10数年前、今や消え去った近所の飲み処で何だか判じがたい焼き物を見せられて、 直ちに反応したのは大家の酔考さん。「欲しい。」と宣言して叱られていたのが渋い焼き 物のこれ。あれは良かったと思いつつもわざわざ捜すことも無かろうと思っておりまし た。 ところが、機が熟せば黙っていても集まるものです。 数年前の佐世保線有田駅、駅舎の中に素焼きのこれが沢山置いてありました。好きな だけ持って帰っていいですよとの太っ腹なお言葉でしたが、さすがに抱えきれないほど は持ち帰れません。5個ほど頂戴したかなぁ。酔考さんへも一部お土産です。 その後ボロ市で元箱入りお香入れを発見、激安ゲットで今や部品入れになっています。
有田駅で頂戴したつくばいは文鎮代わりに使っていましたが、ある日ロイヤルブルーで 車両を塗装する機会があり、なぜかも字書きも。上のようになりました。これはこれで気 に入っております。
酔考さんのご指導でこの文字の何たるかを知った不調法者ですが、勉強はこれからで すね。
大小様々、できのいい物悪いも、もっとよく見れば良かったのですが、それも運命で す。 (2016.12.7) |
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