コシナの故郷近くの温泉場に初めて行ってきました。ここはかけ流し、いわば温泉垂れ流し?の宿であると言うことで楽しみにしてました。ものすごく広い露天風呂に感心し、古い大浴場にも満足でした。この立派な温泉は男女交代制で、男性は午前中の割り当てなので温泉をゆっくり味合うには連泊が必要なようです。ここでもおばさんパワーを感じてしまいました。(汗) 何の予備知識もなく宿を予約したので食べ物は、ちょっと失敗しましたが、「温泉に免じてまあ良いか。でも松茸づくしをパソコンから予約しておけば良かったかな。」とカミさんの顔を盗み見しながらレバ・タラを云っています。(汗) 旅館と温泉はともかく、長野からの直通電車が1時間に1本なのでまず信州中野まで行き、そこからタクシーで目的地まで行きました。仕方なく下りた信州中野ですけど、ここがコシナの故郷。駅名をじっくり眺めてきました。持って行ったレンズはコシナ15mm/f4.5です。
この地域は、様々な農産物と温泉があって風景も山梨と似ていますが、加えるにリンゴやアスパラがあるので別荘にするならここもいいなぁーと思いました。(笑) ローカル鉄道が細々と残っているところも何とも云えませんが、風前の灯火のようにも感じます。皆さん、もっともっと電車に乗りましょう。レイアウトの雰囲気を残す長野電鉄、良かったです。もと地下鉄・日比谷線の車両が走っていました。
 <これで終点の長野電鉄・湯田中駅です。 向こうが長野です。コシナ15mm/f4.5>
終点の湯田中駅には足湯があって足を入れながら元駅舎を撮りました。至福のひとときです。この地の更に上流にある渋温泉にも足湯があってなかなか良かったと足湯を梯子の老夫婦がお喋りしてくれました。こんな雰囲気の町も少ないのではないのでしょうか。 通りには、鍵がないと入れない公共温泉や飲用の温泉水が流れていました。
 <足湯に入りながら元の駅舎を撮影しました。甘露甘露>
月遅れのレポートになってしまいましたが9月連休は、小布施の北斎館訪問を含めてまずまずの旅行でありました。 そうそう、翌日お参りした善光寺、東山美術館も含めレトロな長野の町でものんびりできました。
 <善光寺参道沿いにある五明館、昔旅館だったとか。>
偶然に入った五明館というレストランが池波正太郎さんの愛用したところでした。ここのソースカツ丼は絶品と思いました。長野ではカツ丼というとソースカツ丼のことだそうです。ご主人は、上京して卵とじカツ丼が出てきた時はショックだったと云っておられました。地ビールが美味しいとお代わりしたところ、この店伝統の抹茶アイスをサービスしてくれました。今度訪問の際にはステーキかオムレツを注文し正太郎さんにあやかりたいと思っています。(2004.10.23) |
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