からくり探訪旅行

2001年08月18日

流鏑馬(やぶさめ)





 今日は飛び石の夏休みです。ぶらり旅としましたが行き先は何も考えていませんでした。とりあえず新宿迄出かけました。影の声は、「甲府へ出て身延線を下って富士経由東京かな?」と囁いておりました。新宿に着いたのがAM10:05です。ところが10:15発の御殿場線経由の沼津行き「あさぎり」が待っているではありませんか。
速攻で座席を予約しこれに乗ってしまいました。「それでは、沼津経由の身延線北上だ。」ということで沼津へ行ったら三島行きが1分後発車です。本能的にこれに乗ってしまいました。
やっぱり、いつもの三島コースとなりました。ラッキーなことに三島は、三嶋大社の夏祭り、40年ぶりで流鏑馬をじっくり見ることが出来ました。
 鍛錬の成果は恐ろしいもので、巧みな騎手は、高速で走る馬の上で上半身が全く揺れません。頭が一直線で流れていきます。騎射というものはこの技術を会得しなければ出来ないのだろうなと感心しながら二時間半ほど眺めておりました。
 騎乗してコース上に置かれている3カ所の的を射て、外さないという手練の技に呆然としていました。各人、3回の挑戦がありましたが、第三射目の小さな素焼きの的は流石に難しそうでした。当たると的が割れ飛び中に入っている色紙の吹雪です。
偶然とはいえ滅多に目にすることのない流鏑馬に遭遇し、機嫌よく帰宅しました。
ベッサTにズミクロン5cm/f2で1/30の流し撮りに挑戦しました。下手な鉄砲数打てば当たるの精神で頑張りましたけど、さてどうでしょうか。(汗)
ポジからデジカメに取り込んでみました。流し撮りは大変難しいと再認識しました。まあ、そのときの雰囲気を分かっていただければ幸いです。
 そしてまた、三島は水の町でもあります。この時写した川沿いに立つ文学碑をご紹介します。

この正岡子規の石碑のほかに太宰治、井上靖、窪田空穂等々多数並んでいます。
石の面が鏡のように磨いてあるので背景が写り込んでしまいましたがレンジファインダーカメラでの撮影だったので結果が出るまで気付かず大失敗作であります。ご容赦下さい(汗)(coolpix990)




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