からくりアルバム

2001年06月01日

HMV102ポータブル蓄音機



 小豆色の可愛い蓄音機を手に入れた。箱全体の接着剤が全く用をなしておらず、が
たついている。蓋のストッパーも無くなっているが、機械はしっかりしているようである。
それにHMVというブランドものが何と\30Kである。完全に部品が揃っているものは同
じお店で\120Kだとか。これは入手すべきである。ということでぶら下げて帰宅した。

 <これがHMVのシンボルです。>

 注意深く箱から機械を取り出して箱全体の再接着と補強を行った。内部には、駆動箇
所への注油のためのオリジナルイラストが入っていた。そのうちコピーしようと思い元通
り箱の内部に戻しておいた。
速度制御は古典的な3つ玉のガバナーで行われており、動く様がからくりそのものであ
る。しかしながら音は既に設置しているスタンドタイプよりかなり劣っていると思う。ベラ
ンダに持ち出して気楽に聞く機械である。


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