SNCF 241P製作記録
着手にあたって
2011.3.11の震災で痛んだ家を建て替えようと決めて以来慌ただしい二年間でした。 二年前に既存の数台をリストラをして入手していたアスターの高品質精密モデル SNCF 241P もこのような事情での仮住まいへの引っ越しとともに封印していました。 新居に落ち着いて一年間も全く作る余裕がなく見て見ぬふり。(^0^;) 作業時間もそうですが、作業場所がなくなり手を付ける元気が出ませんでした。
仮住まいでは、何か作りたくて小型の Stirling Single に着手しましたが、なかなか進みません。
これ以前に手を付けたのは京都運転会などで実力を遺憾なく発揮した仏蘭西國鐵・SNCF 140C でした。この蒸機は、アスターのF社長から二気筒で小型ながら強力な運転性能を持つのが フランス國鐵SNCF 140C であると紹介されたのですが、本当にその通りでした。
という次第で、これと同様に社長自慢の241Pも期待しています。
とは言え複雑な構造を持つこの蒸機を上手く作り上げられるように慎重に進めたいと思います。
アスターで拝見した試験中の241P
SNCF 241P は、機構の複雑な複式機関(コンパウンド)蒸気機関車です。初めて経験する機関車なので期待と不安が入り交じる気持ちでありますが、慎重に進めていきたいと思っています。
突然、タミヤのトヨタハイラックスのラジコンを作ったことが引き金となってやっと手を付けたのは怪我の功名でした。 とは言え、まだシリンダブロックとスライド弁を研磨しただけです。
低圧シリンダは径13mm、高圧シリンダは計10mmです。
まあ、これだけでも大いなる進化です。(^0^)
勿論、ネジ、ナット、リングの類もきっちりと分類しました。結構手間のかかる作業ですけど私にとっては着手のための儀式です。(2015.12.26) |
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