からくり鐡道の機関庫

2013.2.17 SNCF 140C 287

 完成させるのを渋っているような作り方になっているSNCF140C287ですが、エア試運転まで至ったのが7月でした。その後、火入れ運転のために準備を始めたものの酷暑やら孫誕生やら3月以来様々なことが起きたので汽車作りは二の次三の次になっていました。好きだからこそしっかり作りたいという気分がそうさせたのかも知れません。出来上がってしまえば、 我が鐵道の強力なメンバとして戦列に加わってくれそうですけど、そろそろ完成リストに載せておきます。いずれ最終的な状況で修正するつもりです。


2-8-0 コンソリデーションのこの機関車は小型ながらも強力なパワーを持っているようです。(2012.11.21)

吉祥寺北裏鐵道二月運転会 で ぶっつけ本番にもかかわらず快調に走行。これで完成です。排気音が大きくていい機関車であることを認識。運転後の四軸の車体をひっくり返して動輪の状態を見ると皆同じ状態で光っています。軸重が均等に掛かっているのに安心しました。 運転室に錘を装着し、四軸に錘搭載用のバネをセットしています。全体的にまだ堅さが残っているのでしばらく運転してあたりを取りたいと思います。いやーお疲れ様でした。(2013.2.17)


アスターホビーのサイトからこの機関車のあらましと、ライブスチームの諸元を引用させていただきました。

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20世紀初頭、蒸気機関車の牽引力が重視された時代に、フランスエタ鉄道の注文で製造されたのが、この1-D(2−8−0)という車輪配列を持つ貨物蒸気機関車140Cです。当時最大の機関車製造会社Henschel社(ドイツ)がイタリア国鉄のために製造した機関車がモデルとなりました。
 
140Cと呼ばれるこの機関車は1913年から1920年の間に製造され、初期はフランス国内のS.A.C.M.社、Scheider 社、Fives-Lille社が製造をうけおっていました。(次頁に続く)

縮尺  1/32(ゲージ1/45mm)  
総重量  5.2 kg(3.7 kg+1.5 kg)  
全長 604.5 mm(367.2 mm+226.8 mm) 
全幅 98 mm 
全高 138.3 mm 
車輪配列 1-4-0/2-8-0 CONSOLIDATION (2D) 
動輪径 45 mm 
先従輪径  (先輪)26.5 mm/(従輪)30 mm 
炭水車車輪径 30 mm 
自動給水ポンプ 主動輪に装備(ボア 5 mm x ストローク 5 mm)  
シリンダー 2気筒 Dスライドバルブ(ボア 13 mm x ストローク 20 mm)ドレンバルブ標準装備 
弁装置 ワルシャート式(レーバー式逆転機装備)  
ボイラータイプ Cタイプ  
缶水容量 220ml at 70% FULL 
ボイラー装備 2 x 安全弁, 圧力計, 水面計, 加減弁, 通風弁, 逆止弁,バイパス弁(ダミータンクに装備)排水弁, スーパーヒーター  
給油装置 ロスコー式  
炭水車 水槽容量220ml at 70% FULL・ハンドポンプ標準装備(BORE 11 mm × STROKE 12 mm) 
燃料容量 150 ml 
回転最小半径 2 m  





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