
スターリングシングル製作記録
一年半以上の作成休止、実は家の建て替えがあったために仮住まいの引っ越しを余儀なくされて趣味一切もお休み。その中で作るつもりのこの蒸機でしたが、結局ボイラーの仮組みで完全休止に入っておりました。 次第に薄れゆく記憶でした。 果たして再開できるのだろうかと気にしながらお休みを継続。その中には241Pや要修理の幾つか。(^0^;)
2016年に偶然1989年発売の複式マレー式タンク蒸機、BR96に取り組むことになりライブ工作に再び火が付きました。先日、BR96の工作に目処が付いたので余勢を駆って休止していたこの機関車に取り組むことにしました。
まずはボイラー組立です。仮組みを終えていたので順序を思い出し終了。柔な水位計の硝子管も無事装着出来ました。

そして後付けを指定されていた軸動ポンプに移りましたが、これが結構大変です。スイスのフルグレックス向け超小型ライブなので玩具的構造では無く工芸品です。ポンプとボイラーを一体に組まなければいけないのです。 この時代のアスター製品はフルグレックスのOEMをやっていたので蚊なりハイレベルな機関車が多かったようです。 小さいのは簡単と舐めてかかっていた私も反省。 そう言えば、BR96もフルグレックス向けでした。工芸品を狙っているので難しかったはずです。SNCF 241Pもそんな気がしました。(^0^)
軸動ポンプを仮組みしつつ組立順序を探りました。ミスをしつつ手順を確定、ボイラーとの接続点決めと動輪軸の偏心カムとの接続、途中途中をシール剤で密閉しながらになります。勿論ボールベアリングの挿入も確実に行います。入れる前に弁座に軽く打ち込み洩れを減らします。

とにかく狭くてクリアランスが大変です。この蒸機をラジコン化した名人・K原氏からこの先の助言をもらったので気を付けながら進めようというのがこの時点のスタンスです。 此処だけではなく逆転機の動作回りと干渉が起こるとのことなので注意して進めねば。 クイズを解くような組立なのでゆっくり進めた方が良さそうです。 |
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