からくり庭園日記

2016年06月06日

二年目の新からくり庭園日記
更地から出発して庭が二年目を迎えました。数十年の蓄積のあった植生が無味乾燥な状態となり、そこからの再スタートですが、逞しく蘇っているように感じます。
気が付いた事どもをのんびりと採り上げていこうと思います。既に春の装いとなってきた我が庭ですが、水生植物はまだ冬のままの気がします。この先どう変化していくのか楽しみです。
日記と云いつつこまめな更新はちと無理な気がしますので悪しからず。
まずは4月初旬の状態からスタートします。記述は新しい順です。
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6月12日 糸蜻蛉誕生

久し振りの庭仕事、蜻蛉池に被さる紅葉の枝を剪定し日射しが増えるようにしました。まだ不十分かなぁ。
池に増えてきた布袋葵を4株掬い上げました。ついでにオタマジャクシもすくい取って睡蓮鉢に移しておきました。
その時発見したのが糸蜻蛉、こちらの鉢で産まれたようです。蜻蛉池周辺が環境がいいと思うのですが、水面が見えないために蜻蛉が来ないのかも知れません。もう少し剪定するかなぁ。




6月6日 梅雨入り

関東地方が梅雨入りしました。とは言え前線は南の海上で梅雨という気分ではありません。そう言えば今年の台風は発生数ゼロと云う特異な年のようです。 辛い熊本地震もあって前半は大変な年ですけど、後半は穏やかであって欲しいと思っています。

さて、我が家の庭は昨年来の落ち葉や蜻蛉池周辺の植生のおかげで生き物が増えた気がします。
特に多くなったのは、ダンゴムシ、それに土を掘り返すとミミズも見られるようになりました。
だだ、蜻蛉をまだ目撃していません。

メダカやオタマジャクシは順調に成育中のようです。天敵がいないのかメダカが減りません。と云う状況は蜻蛉池としてはちと寂しいのです。何も無い我が池か。

また書かねばと思いつつ本日はこの辺でお終いです。写真は、咲き終わって実が膨らんで来たライムです。。






4月5日 観察の始まり
池の風景も変化がなく、ネタはさほどありません。
いやいや、今年の嬉しいニュースは、ヒキガエルの産卵が戻って来たことです。一昨年、昨年と二年間産卵環境がなくなったので蛙が戻ってくるのか気懸かりでしたが、無事に戻って来ました。一体どこにいたのだろうと不思議でなりません。
産卵日は何時だったかなぁと思い出せません。
記録写真で一番古いのが3月5日ですのでこの日を2016年の産卵日といたします。

これまでの産卵日を過去の記事から引っ張り出すと次のようになります。


   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日
   2011年       4月25日(東北大震災)
   2012年       3月25日
   2013年       3月9日

2014,2015年は改築のため池を閉鎖しました。

   2016年       3月5日

これが世田谷区の記録です。(笑) 今回の記録で11回目、それ以前の数年間は3月3日が平均的な産卵日でしたが、この10年間は産卵日が大きく変動しています。何故なんだろう?
今年は以前の産卵平均日に近い日になりました。自然が戻って来たという訳ではありません。単なる偶然でしょう。

そして最近の成長模様は、こんな具合です。













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