からくり庭園日記

2015年12月24日

2015年の新からくり庭園日記

今年の庭園日記を始めようと思い枠だけ作成しておきます。
ところが、庭園そのものが消え去ってしまったので一体どうなるのか書いている本人にもさっぱり分かりませんが、白紙からのスタートは滅多に出来るものではないので新たな気持ちで記録を残そうと思います。


<はじめに> 2月6日(金)の庭模様
 これまでの庭は全く消えました。消えただけではなく表土を勾配をなくすために最大50cm削っています。従って植物培養土がすっかり無くなりました。この結果、植栽は完全に消えて、小鳥、昆虫、蜥蜴、それに蛙など生き物の姿も殆ど見ることが出来ません。緑のない世界がこんなに寂しいとは思いませんでした。

スタートラインは、こんな状態です。

庭そのものもぐーっと狭くなり、かろうじて孫達の遊び場が確保できたかなと云うレベルです。 狭いエリアに動植物と遊びが共存できる世界を作ることが出来ればと思います。

この先、気が向いたときに庭の様子をレポートします。以下新しい順に書いております。
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12月4日の庭模様
 冬景色になりました。モミジもいつの間にか紅葉しましたが、例年に無く茶色っぽく感じます。狭くなった庭のせいか小鳥を殆ど見ないのが今年の特徴です。


このモミジに孫のためにLEDランプを付けてみることにしました。日曜大工の店から三種類、300個のランプセットを購入しました。との各初体験、楽しみです。



薄暮のなか点灯、何とかそれらしい光、今年はこの数で試行運転です。
足元の線路工事はルート変更で中断中です。



これで良しと云うことで終了。
こんないい加減な庭の整備です。


10月4日の庭模様
四ヶ月ぶりの庭模様です。家の中は、私の工房が1/3程度片付いた状態でこれからが山です。
庭は芝生が落ち着き始めたのですが、日の当たりにくい場所は活着状態が芳しくありません。取りあえず泥が飛散しないために敷いたようなところもありましたのでまあこれでいいでしょう。
いずれ庭園化?したいところです。
現在は45mmゲージ線路敷設に着手したところです。線路を運転可能な状態にするとともに周辺の地形をジオラマ化したいと考えています。 でも、まだまだだなぁー。


まだ補正前の線路ですが、この後右方向に全体を10度ほど振りました。理由は池の鉄橋を簡単にするためです。



そして蜻蛉池、水はだいぶ綺麗になりました。茶碗蓮は地下茎が小さかったのか今年は咲きそうにありません。

6月5日(金)の蜻蛉池
ここに書くのが二ヶ月ぶりとは思いもしませんでした。何だか毎日が慌ただしく過ぎて行きます。引越後の整理は70%と云うところでしょうか。家族の環境はほぼ落ち着いたと思いますが、私のからくり環境は殆ど片付いておりません。
ところで、庭はの環境はかなり好転しました。新蜻蛉池は池らしくなってきたのでご紹介です。



連休前の状態です。青粉の吹いた水が少しずつ綺麗になってきました。



池の周囲も少しずつ改善、池らしくなってきました。



そしてつい最近の池です。池らしく変貌、池の奥の縁には暖かい間だけですが、食虫植物を植えておきました。
ビッグニュースは、井戸を掘り直したこと。小さな直径ですが、外回りで使う分には充分な水量のようです。
これから排水盤等の整備が始まります。





3月27日(金)の庭模様
建て替えが終わり消え去った庭ですが、3月初旬から外構工事を始めて最終仕上げが庭の樹木でした。植え替えに良い時期の到来まで保留していたのでとうとう年度末。
元通りの庭は望むべくもありませんが、旧庭園の樹木を幾つか残して自己満足です。メーカに依れば埼玉浦和の石井園?と云うところで保管して貰っていたようです。残したかった石灯籠はやっぱり断念。
玄関先にあった紅葉はその枝振りで残して良かったという感想です。



その全貌は芽吹いてからのお楽しみ。
そしてどうしても設置したかった池です。ただし今回は出来上がりのプラスチック池を埋めてビオトープ化することにしました。本来空堀のはずでしたが、土圧で池が浮き上がるので水を張っています。従って本格作業はもう少し暖かくなってからですね。周囲の溝に水辺植物を植えるつもりですが、オーバーフローを地中に逃がすために穴を開けています。


小さな写真ですが、紅葉の根元をもとの庭にあったガラ石を配置して貰いました。この石には勝手に苔などの植物が生えるのではと期待しています。



そして芍薬と牡丹も移植出来ました。旧宅に場所を変えて残してありましたが、枯れずに残っていたのです。
部分的ですが、新しい庭のご紹介です。
そして昨日、別の場所ですが、保管していた生け垣を植え直した場所に蛙を一匹発見しました。表土をはぎ取った土地なのにどこから引っ越して来たのでしょうか?まだ餌を生み出す植生は出来上がっていないのですけど。
やはり植物が出現すると動物たちも三々五々集まってくれるのでしょう。楽しみです。
しかし、孫達がどう反応するか楽しみであり不安でもあります。

4月6日の芽吹き
植え替えの終わった庭木に少しずつ緑が顔を出してきました。気持ちは浮き浮きしてきます。庭のメインツリー 紅葉。
旧宅の玄関前にあったものを庭の中央に据えました。とは言え小さな庭はこれでも大木に見えます。花芽が沢山。



そして、挿し木の白い肥後椿。大輪ですけど植木鉢なのでちと小振り。旧宅の白椿を移植しましたが、上手く根付いてくれるかどうかは五分五分とか。頑張れ白椿。


そして椿の鉢に付いて来た旧宅の庭の名残のカラスエンドウ。何故か好きな野趣に満ちた草。



と云う四月初めのからくり庭園です。





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