スティームトラクションエンジンのところで書いた蒸気消防自動車が思わぬことで到来 しました。銀座天賞堂で半額処分販売していました。「これはいただき。」と持って帰りま した。重量、大きさともに立派なものなので消火能力もさぞやと期待しましたが、何とま あ勢いのないおしっこ程度しか飛びません。(汗) いや、お漏らしに近いのかも知れま せん。黒い四角なものがポンプです。レバー付きギアでポンプと動輪へと切り替えま す。 出来映えはご覧の通り気合いの入っている模型自動車なので大事にするつもりです。 勿論、原動力は蒸気です。固形燃料を縦型ボイラーの下で炊き5分ぐらいで動き出し ます。金色のボイラーは、存在感があります。
お天気のいい春の日、ゆらゆらと動かす模型です。消火活動にはとても出動させられ ません。 (2002.8.18)
この消防自動車の本物の写真を紹介します。二十世紀初頭、最新式の機械であった 雰囲気が伝わってきます。(2004.2.14)
この記事を書いてから2年経ちました。漏れるオシッコのようなポンプの能力が気にく わず放置していましたが、どのようなポンプの構造なのかは見定めないままでした。た またま時間ができた今日、ポンプを分解したところ、この消防車のポンプは二つの歯車 で液体を送る歯車ポンプでした、でも漏れるオシッコ状態になっていたのは何故だった か? 推測するに歯車の側面のシールドが悪くて圧力が上がらなかったせいのような 気がします。というのは、ポンプを取り外して、うまくいかなくて元々とグリスアップし、し っかり取り付け直しました。ところが、今までと違って飛ぶんですね。これが(笑) スケール的には自分の高さの三倍は飛びました、飛ばないポンプとあきらめていたの が、グリスアップしたことでスケール距離は飛ぶようになったと思います。やっぱり気に なるところは触ってみるものですね。ホッとしました。これで友人達に馬鹿にされず済み そうです。堂々たる車体なのにお漏らしオシッコでは可愛そうでした。(苦笑)(2004.6.13) |
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