バークシャー製作日記

2006.3.4 試運転、疲れたぁー


 絶好のお散歩日和でした。が、午前中は何が何でも火を入れるぞと覚悟を決め朝食の前から機材を庭に出していきました。あちらこちらに置いてあったので探し出すのに一苦労です。その合間に私のノルマである朝の準備と選択を終えました。(汗)
いつもならば庭に置いたテーブルの上で試運転をやってしまうのですが、バークシャーはでかくて机に置くのは不可能です。仕方なく煉瓦を地面に並べて線路をその上セットします。それに動輪に合わせて4個の回転コロを置きます。

    <長大な機関車です。>

即席でご覧のような大きな試験台の誕生させて水をテンダーから手押しポンプで漏れの有無を確認しながら送り込みます。 ボイラーを含めて配管の水密には問題はなさそうです。が、やっぱり入れすぎてしまいました。(汗) 次にアルコールを燃料タンクに入れバーナー芯に送り込みます。芯が新品なのでしばらく放置しておくことにしました。 バークシャーのアルコールタンクは分離式なので燃料注入が楽ですね。ただしアルコールのシンクが開放したタイプなので水が混入しないように注意を要します。
ブロワーON、焚き口をステンレス線で開いて長い火口のライターで点火すると今までにない大きな燃焼音で燃え上がりました。大きめの煙管が3本なので吸い込みすぎるくらいです。火室内に金属板がなかったら熱風が煙室を直撃してしまいかえって効率が悪くなったことでしょう。 とはいえ、久しぶりの試験なのでなんだかぎこちなくて、潤滑油を補充するのを危うく忘れるところでした。

 といった具合に恐る恐る始めた試運転でしたけど、結果は良好な結果でアルコール1.5本を使い切って終えることができました。 操作方法がに慣れないせいか、初回は圧力が安定しません。加減弁を開くと1kg/cm2まで下がってしまいます。ドレイン弁やら、汽笛などをいじくり回していましたので減圧は仕方ないのかも知れません。そうこうしながら安定回転にしたところで燃料切れになってしまいました。

 あらためて燃料を補給し、慣らし運転を継続します。今度は安全弁が噴くまで昇圧したところで加減弁を開き低速運転を続けることにしました。もちろんドレイン弁の効き具合も確認しておきました。このような運転を20分各2回実施しました。駆動系は潤滑油を多めに注油しておきます。しかしながら、何となく軽快さをまだ感じません。それでも初回よりだいぶスムーズに回るようです。(気のせいかな?)

   <やっと安定して動き出しました。>

 ただ、今回の操作レバー等は今までにない構造なのでちょっととまどいます。キャブの屋根から動かすのでレバーの全閉位置を運転後変えた方がいいようです。私の場合は、通風弁レバーをやや上げると使い易そうです。 新型逆転機はキャブの奥にあって操作しづらいので延長レバーなどで扱うような工夫が必要です。今回は窓からネジ回しで操作しました。やっぱりラジコン化しろと云うことなんでしょうか?(笑) ドレイン弁はほぼOKでした。ドレインの排出模様は実感あります。これならば走らせずにドレインばかり出したくなります。(汗)

     <ご覧の通り動きました。>

 今日は午前中のみの運転で終えることにしましたが、これから数回、このような運転を続けて安定した機関車に変貌させようと思います。
地面の上での試運転は、しゃがんだり、漏れの有無を確認するため這いつくばるなどの場面が多く、すっかり腰が痛くなってしまいました。北裏鉄道の倍疲れます。

取り急ぎの試運転レポートでした。気がついたことは後日追記しておきます。





トップへ
戻る
前へ