バークシャー製作日記

2006.3.1  とりまとめて報告(汗)


 前回書いた2/19からなんだか色々と公私ドタバタが続き、その合間を縫って作り続けているところである。現時点の状況を一言で云うと。

組み立て終了!!

できあがってみると実に大きい。普段作業に使っている机が小さく感じてしまう。写真を撮るのにも四苦八苦でろくな写真がありません。室外で燃焼運転をする際にまとめ撮りするつもりである。大型機関車の製造はどうやらバークシャーが限界かも知れないなぁーと感じている。(汗)

2/20テンダー製作
テンダーの作成は軸箱を止めるワイヤが見あたらなくて結局真鍮線を着色して使ったものの、作り終わってから別の袋に入っているのに気付いた。九州旅行から戻って以来このような調子である。どうやらまだまだ非日常状態から抜け出していないような気がする。
とはいえテンダー組み立ての工程が比較的簡単だったので助かった。面倒だったのは鎖を切る作業だったような気がする。

   <鎖を取り付けた台車>

テンダーはご覧のようにとてつもなく大きいものである。アルコールタンクは何と500CC。従って満タンで誰かが運転を始めるとしばらく線路を占有しそうであり、北裏鉄道には推定で4両は入線しそうなので持参するタイミングが難しい。(笑)

   <組み立てを待つテンダー>


2/26総合組み立てへ
 この数日時間の合間に全体的な組み立てを進めてきた。いつ何をやったかという記録をさぼってしまった。昨年12月始めに到着したにもかかわらずズーッと放置していたような気分になったので先を急いだせいかもしれない。となると雑に作る部分がどうしても出てきてしまう。
手すりの締め込みが強すぎて2カ所失敗した。あとで再塗装が必要である。
あちこち取り付けた部品を外しての作業が目立った。以前のイラスト説明書ではこのようなことは少なかったのであるが皆さん方はいかがなものだろうか。

   <機関車らしくなりました。煙管は3本です。>

 ボイラーと車体がリンクして機関車らしくなってきた。しかしでかいこと。テンダーで驚いたが、機関車本体では更にびっくりした。分かってはいたものの実際にものを見るとその大きさに驚いてしまう。1/32という縮尺であるが既存の機関車よりも一回り大きい。マレー型などに手を出さずに良かった。(と負け惜しみ半分)
米国型機関車の巨大さをあらためて認識した。
組み立てそのものはこれまでの機関車の中で一番楽かも知れない。惜しむらくはネジ、ナットの締め込みがパイプや部品の陰となってやりづらかった箇所が幾つかあったことである。気長に少しずつ締めたり、使うネジ回しを数本組み合わせる等の工夫が必要であった。


   <組み立て終わった機関車、よく見ると脱線。>

 キャブを含めて組み立て終わったのが2/26である。最後はなんだか急いだようでどこかにバグがありそうで心配である。軽い精密用機械油を潤滑油タンクに入れ、空気で回してみることにした。給水口から圧縮空気を送り込むがどこかからシューッと云う音がする。慌ててひっくり返すと給水ポンプのシリンダーから空気がもれている。ここは少し緩いOリングがはまっているからあり得るのであるが、問題は逆止弁の効いていない箇所があることだ。ボイラーチェック時は問題なかったはずなのに不思議である。
かまわず圧力を3kg/cm2弱になったところで加減弁を開くと霧状の油を吹き上げて車輪が回転始めた。なかなか調子が良さそうである。
逆転機を後進に入れると、こちらもスムーズに回ってくれる。あとは漏れである。
が、圧縮機を外して圧力をかけたまま放置すると数分経過しても圧力が下がらず全く漏れていないことが確認できた。 本来の位置にはまっていなかった逆止用のボールベアリングが運転しているうちに元に戻ったようである。或いはゴミがとれたのかも知れない。いずれにしろ一安心である。これで一応完成したと云えるのであるが、蒸気で試運転するまではまだまだ油断できない。 天候を見て試運転をやりたいのであるが、残念ながら本日は雨、明日は来客、明後日は役所へお出かけという予定なのでまた間が空きそうである。
さて無事快調に動いてくれるかどうか気がかりであるが、修理もまた楽しからずやである。(汗)





トップへ
戻る
前へ
次へ