
からくり鐡道の機関庫
2008.9.13製作 BR 9F Eveningstar(除籍) |
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その昔、OSから発売されていた3.5インチのこの機関車を注目していたことがある。といっても自分で所有し,運転してみたいということではなく、2−10−0という強力な車輪配置に興味を覚えてたのである。スマートな車体に重厚な動輪とい云うアンバランスな組み合わせが面白かったのかも知れない。モスグリーンの車体にも日本型には感じられない垢抜け感がある。 しかも鐡道王国であった英国最後の蒸気機関車であるということも大変興味深いのである。
昨年夏のJAMでEveningstarが発売の先行モデルが展示走行するのを目撃し、つい手を挙げてしまったのである。(苦笑) 当Homepageの製作記録に書いたように昨年末に製作を始め、9月13日の北裏鐡道運転会をもって完成とすることが出来た。 まだ一度運転しただけの印象であるが、セットアップ上、操作上の問題点は感じられなかった。まだ、適性水位、注水量、速度制御等を見つけ出したわけではないので今後気が付くことがあるかも知れないものの初回としては充分な合格点を与えていいと思った次第である。
この機関車で二点気が付いたことがある。 蒸気の上がりが大変早く、2分ちょっとで安全弁が噴き出した。どうやらC型ボイラーに新たに採用した水管の効果かも知れない。この方式はスパム缶と呼ぶ機関車にも採用されているのでこの先期待できそうである。つい最近アスターから発表された新型機のボイラーでは水管を2本に増やしているようであり更なる高性能を狙っているようである。
軸動ポンプ注水量と蒸気消費量のバランスは前者が大きいようである。走行終盤に突然速度が上がり危うく脱線するところであったが、どうやらオーバーフローした水が過熱管に入ってしまい供給蒸気量が急激に増えたものと推測する。従ってボイラー満水時には注水量に気を付ける必要がある。
多めにさしたグリスが黒く変色した箇所も散見されるのでこの事象が少なくなるまでは慣らし運転としてのんびり運転に心がけることとしたい。
冒頭から注意点を並べてしまったものの1番ゲージライブスチームとしてはかなり完成度の高いものであり,私のところにいる機関車の中でも最上位に属するものとしてこれからを期待している。検査運転を省略して本番に臨み無事走ったことで一安心というところである。走行後の点検はこれからであるが、とりあえず完成したと云うことでからくり鐡道の機関庫に入庫させることとした。 この先気が付いたことがあればここに記録することとする。

当該機関車の模型としての諸元は以下の通りである。アスターのサイトより引用させていただいた。 その際気が付いたのであるが、米国のサイトには重量が抜けていた。通知されたら如何だろうか? > 社長様
------------------------------ 縮尺 1/32 ・1番ゲージ 総重量 5.3kg (Engine 4.0kg + Tender 1.3kg) 全長 640mm ( Engine 398 mm + Tender 226mm) 全幅 86 mm 全高 125 mm
車輪配列 2-10-0(DECAPO) 動輪径 46.8mm(鋳鉄製) 先従輪径 28mm(鋳鉄製) 炭水車車輪径 31mm(鋳鉄製)
シリンダー 2 気筒ピストンバルブ (ボア 13 mm x ストローク 22 mm) ドレンバルブ標準装備 Valve stroke: 6 mm x 6 mm Steam Port: 2 x 6 給油装置 ロスコー式
弁装置 ワルシャート Valve Travel 66 mm, - Cut off 75% (full gear)
ボイラータイプ C type with φ8 mm water tube 缶水容量 255 cc at 80% full 自動給水ポンプ Bore 5 mm × Ram Stroke 6 mm
ボイラー装備 安全弁X2, 圧力計, 水面計, 加減弁, 通風弁, 逆止弁,バイパス弁(ダミータンクに装備) 排水弁, スーパーヒーター
炭水車 水槽容量250ml ・ハンドポンプ標準装備(BORE 11 mm × STROKE 12 mm) 燃料容量 容量180ml 回転最小半径 2m |
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