応援阿房旅行

2006年02月06日
旅立ち


 平成18年も早や2月である。 会社を辞めて3ヶ月経過したところで、やっと長めの自由時間がとれそうな環境が整った。この機を逃さず九州旅行を敢行することにした。 実は5年ほど前に仕事で知り合った若い後輩の樋渡さんが生まれ故郷の市長選に出馬するというのである。ご先祖の墓参りも随分ご無沙汰している。この際、選挙の応援とともに懐かしいことどもにもゆっくり対面して来たい。会社勤めをしていたのでは果たし得なかった願望を何でもやってこようというので重い腰を上げたのである。当然のことながら単独行である。我が儘な私の旅にカミさんがつき合ってくれるはずもない。(汗)(2006.2.5)

2006.2.6 旅立ちであるけれども

 いきなり不安なことがある。九州あちらこちらの墓参りがあるので墓参阿房旅行というのが風当たりも少ないであろうと思うのであるが、実は(選挙)応援阿房旅行というのが的を射ているようである。 佐賀県武雄市はこの度市町村合併でお隣の北方山内町と一緒になり壮大な?新武雄市が三月一日に誕生する。この市の市長に立候補するのが36歳の樋渡啓祐氏である。昨年10月まで私の勤務した会社では、彼の所属する高槻市と連係プレーで画期的な仕事をしていたことがある。若いが大変頼りがいのある郷里の後輩である。この旅では彼に会ってこの快挙を激励するというもう一つの目的がある。

 さて、この文章は、寝付かれぬ夜行寝台特急はやぶさで書き始めたのであるが、文章を考え始めると次第に眠気を催してくるから不思議なものである。汽車旅の心地よさとでも云うのであろう。数少い九州行き寝台特急が一日も長く継続してくれるよう願いつつ初日を終わることにする。
そうそう、憩いの空間であったロビーカーがいつの間にか廃止されていた。酔考さんとご一緒した一昨年の五月連休の旅では確かに連結されていたのであるが・・・
JR当局の九州寝台特急へのやる気のなさが実によく出ている。客の居住性を悪くして乗りたさを半減する負のスパイラルを作りブルートレイン廃止の方向へ事を運んでいるとしか思えない。 バブル系北行き寝台の賑わいをみれば九州行きも企画さえしっかりしておれば集金列車になるかも知れないのに過去の資産を生かさない好事例である。(笑) と手前味噌なことを考えついて。
お隣の席は、某有名業界新聞の記者さんである。佐賀県を訪問とのことで佐賀の産物の話で盛り上がった。





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