からくり整備工場

三球儀をつくる(2010.12.2)


 天体の動きには今一つ興味が湧かないままですが、その天体を歯車で動かすというからくり的な興味から三球儀作成に手を挙げました。毎週発売される雑誌形式の組立模型です。そして一年、いよいよ終盤です。やっとその全貌も見えてきたので嬉しくなってきた最近です。とはいえ最近の一ヶ月半は手付かずのままで一番の魅力と思われるチェーン駆動部はこれからです。 作成記録を作っておけば良かったのですが、ブログネタとしてちらりと紹介する程度になってしまいました。

ということで、このからくり整備工場ネタとしてかいつまんでのご紹介と製作記録を残すことにしました。

着手したのは今年の1月中旬だったと思います。最初に送られてきたのが地球だったかな? 昨年作った惑星モデルでは大豆みたいな地球がこの模型ではピンポン大に変貌しました。



ご覧のように我が日本も不正確ながらちゃんと見えます。これで作り続けるのがすっかり楽しみになりました。



これは春の終わり頃?の姿。下回りの歯車が登場し、月も地球を周回するようになりました。



そして太陽が組み込まれると歯車だらけとなります。後方の惑星モデルの歯車と異なり一枚一枚がどのような動きをするのか、大変興味が湧きます。地球と太陽間はチェーンが渡されます。



モーターからの動力で西暦を表す数字カウンターがご覧の歯車で作動するのです。三球儀の裏側にもそれなりの複雑な仕掛けが組み込まれており、完成後の動きが楽しみです。



全体はこのようになっています。



手持ち写真の最終版(11月23日)はこれですが、現在は下部にどっしりした三脚を取り付けてあるので存在感たっぷりです。最初に予想していたサイズよりも一回り大きくて、何処にどう飾ろうかと悩みの種が増えました。
この先、変化のある都度ここでご紹介するつもりです。 店主敬白 (2010.12.2)





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