列車の旅いろいろ
書きかけていたすっかり忘れていた日記が出てきました。ブログに書いたものを見直していたと思うのですが、一年近い昔の話。そのまま掲載しましたが、記憶も曖昧になってしまったので適当な内容はご容赦ください。(2011.4.21)
急に涼しい日がやってきたので驚いた今朝でした。横殴りの雨でしたが、庭木類は生き返ったようにみえるので一安心です。雨の中、我が猫の額農園で胡瓜を三本ゲットしました。一日放置するととんでもなく成長するので気を抜けません。でも相変わらずのキュウリ責めが続きます。今夕は酢の物です。
ところで昨日の酷暑の中、少しでも涼しいところと思い桐生を起点とする「わたらせ渓谷鐵道」へ行ってきました。いつもの酔考氏との珍道中です。6時30分経堂駅集合、通勤にちょっと早い時間でしたが、意外に混んでいます。下り宇都宮行きとは云え馬鹿にしてはいけません。赤羽まで立ちん坊、その後朝食にありついてホッとしました。 落ち着いたせいか桐生発10時36分間藤行き には悠然と間に合いました。トロッコ列車という手もあったのですが、 暑い、トンネル内は排気ガス臭い、遅い、さらには別料金という観点でパス。いい判断でした。(笑)
これは途中で遭遇したトロッコ列車です。DE10も見かけなくなりました。ましてやDD51は滅亡寸前だとか。
久しぶりのディーゼルカー、黒い排気の煙とエンジン音は懐かしいですね。単線なので複々線沿線に住む者としてはすれ違いも味のある光景に写ります。煙に霞むDCを撮ったのですけど。
「汽車は出ていく煙は残る 残る煙がしゃくの種」って歌があったような?
川沿いに転がる名物の白い御影石に圧倒されつつ終点まで道を急ぎます。
到着した間藤駅の先に線路はあるのですが、此処まで。その昔にはこの先急坂を登ったところに精錬所があったのです。
蒸気機関車がこの線で活躍した時代には間藤駅で一旦後ろに下がり勢いを付けて上ったものだとDCを運転してきたかっての蒸気機関助手氏が折り返しの待ち時間に教えてくれました。この間藤界隈にはカモシカが出るけど崖を金網で覆う工事をやったものだから最近見なくなったとぼやいていました。その手には双眼鏡が握られておりました。
真岡鐵道SLの前後動いわゆるドン突くが激しい原因を尋ねたところ、「運転が下手なんだよ訓練が足りないな。」とのご託宣。納得しました。JR九州の86では感じなかったのでやっぱり技倆から来ることでした。
折り返して通銅駅です。ここでくだんの運転手氏にお別れし、坑内に入ります。アプト式電池車?に乗って坑内へ、なかなか面白かったのですが、帰りは階段も使う登り、せっかくのアプト電車なので登りに運んでほしいものだと観光会社社員に酔考氏が申し入れたのですが、果たしてどうなるのか。
これに乗ったとたんに同行のお方は箱根登山鉄道を連想されておりました。次に行きましょう。 でも18切符にはその威力がありません。
これはちと暗い(ペコリ) 昨年も穴蔵に潜った記憶があります。野州烏山の酒蔵の貯蔵庫でした。
この鐵道の主力はこのDCです。 何かの撮影中でありましたが、すれ違いの短い時間のため子細不明。味のある木造駅だったと思います。
この先は早起きの影響か、暑くて一気飲みした缶ビールのせいか日に照らされながら爆睡してしまい、気が付くと桐生間近です。 高崎に出て始発電車で東京へ向かいます。此処でやっとまともな昼食にありつきました。蒸かしたジャガ芋とビールが仮の昼食だったので一安心してミニ宴会開始。 更には地上に着いてもう一度宴会をやり直しましたが 、大変充実した18切符でありました。歳とともに強行軍はきつくなっていますが、今回は無理をしない行程だったのも幸いしました。酔考様ありがとうございました。
デジイチにGPSを乗せてどうなるかの実験もしておりました。これはこれで使い道を習得したいと思います。 何処でどうしたのかがgoogleMAPに出てしまうので要注意であります。 |
|
|
|