
C622製作記録
| 8月も終わりというのに34度を超える暑さです。1週間前の梅雨寒もどきを考えるとやはり梅雨はまだ明けていなかったようですね。梅雨明け十日といいますのでしばらく暑さが続きそうです。 本題とは関係ありませんが、ビッグサイトの鉄道模型フェアへ出かけアスターの玉田さん始め関係の方々とお話が出来ました。YLSCや大型機クラブの知人にもお会いできました。で、C622の人気が予想以上であったことを聞きました。予約値付けが安すぎたとは某社長様の言。(笑)これだけ凝った作りと部品点数(1091)に機械マニアは飛びつくのではないでしょうか。スローを効かせるためにニードル式でない加減弁の複雑さを見ても「ウッー」と唸ってしまいます。アレゲニーと同じ方が設計されたとのことです。
それはともかく、昨晩から主台車に着手しました。エンジンはまとまった時間がないと組み立てるのがつらいという理由から説明書の順序を逆転しこちらを先行しました。綺麗にカットされたフレームに、これからの作業の楽しみが倍加します。定盤があればいいのですが、我が家には存在しません。ガラステーブルの上で気持ちよく組み上がりました。精度を結構高めてあるようなので安心して作業を進められます。 板バネは名前の通り板状にバラバラの状態でしたが、根気よく仕分けして作業を始めると、比較的容易に板バネになってくれました。

次いでイコライザを仕上げましたが、部品が一つ足りないのではないかと思わぬ勘違いをしてしまいました。ドレインや弁調整パイプのガイド部が部品を兼ねていることに気付いていませんでした。まあ、ご愛敬の部類と云うことです。

ここまで行ったので動輪の軸箱などにモリブデングリスを吹き付けて主台車に組み込みました。動輪の組立などと大袈裟なタイトルで紹介をするような作業はありませんが、一応部品から線路の上を音もなく動く機械に変身した節目としてご紹介しました。 以前のモデルの説明書では注油、グリスアップについて念入りに記述してありましたが、本モデルでは目立ちません。初心者は大丈夫かなと老婆心が出てしまいましたが、いかがなものでしょうか。(2003.8.24)
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