C622製作記録
| 8/31 八月も今日でおしまいです。エンジンをきちんと主台車の取り付ける作業を本日の目標としました。 まず、加減リンクを組み立てることにしました。この箇所は従来のモデルでは組立済みにしてありましたが、C622から顧客の作業にしたそうです。蒸気機関車の左右で忙しく前後する三日月型の部分で前進後進の制御から速度調整まで行う万能機構です。従って組立は慎重を期さなければなりません。中子の組立ではネジの先端と頭の出っ張りを丁寧にやすります。
初回は目分量でやったので組み立て後にどうしても擦れる箇所が出てしまいましたので「やり直し」。 3本のネジで加減リンクを組み立てたものの、左右逆にしてしまい、「やり直し」。 どうやら作業を急ぐあまり、自分の腕を過信してしまっているようです。説明書でしっかり納得しているつもりでしたが、実は表面だけしか読み込んでいなかったようです。慎重に作業を進めるように気を引き締め直しました。
慎重にエンジンを主台車へ取り付けました。気を緩めるとどうしても上下にずれが出ます。ここでも二度再調整を行いました。その後は説明書に従って素直に進めていきましたが、特にトラブルになる箇所はありませんでした。クロスヘッドがスムーズに動くように根気よくネジの調整を行いましたが、この点が注意を要します。
次いで主台車の下回りを完成することにして主連棒を始め全てのロッド類を装着することにしました。左右の取り違いを避けるため、部品を仕分けした上で動輪に付けていきます。この作業も苦労することなく終わりましたが、グリスアップへの指示が特に書いてないのです。今回は今までと同じくモリブデングリスを軽く付けながら作業を進めました。ロッド類の位置は指示通りの位置で仮止めして終了です。
更に、運転ができるように逆転機とドレインコックとの結合を行い、確実に動作してくれそうな両レバーを操作し悦に入ってしまいました。(笑)
<開いた灰箱>
そうそう、灰箱や運転室後部床板を付けたら、がっちりしたした主台車の完成です。
どうです、すっかり蒸気機関車らしくなりました。次は弁調整をし下回りに命を吹き込みたいと思います。今日もトラブル無く作業が進みました。次回は弁調整が控えているのでエネルギーを蓄えてから取り組むつもりです。帰宅後取り組む元気がないのが年を取ってしまった証拠なんでしょう。(汗) 写真をよく見ると部品の磨き込みが足りないようです。まあ、私が作るとこんなモノだと反省するのをやめました。 そういえば、残りの説明書がまだ到来しませんが、アスターさん待ってますよー!(2003.8.31) |
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