| 散逸していた工具類や足りなかった部品も揃ったのでやっと作りに手を付けた。 まずは、説明書に従ってエンジンを組み立てることとした。ご覧のように個々の部品は完成度が高い。プラモデル感覚で組み立てられるのです。が、何も考えずに作っていくと手痛い落し穴が待っているので要注意です。かって、3台のアスター製品を作った経験で言うとネジ締めの加減、高速動作箇所のロックタイト塗布、シリコンシーリングは塗り過ぎぬことなどが注意を要しました。そうそう、黒鉛をまぶした石綿の糸(グラファイトヤーン)をピストンに巻き付ける巻き加減が熟練を要します。今回は、ルーロン製のピストンリングを取り付けるだけであっという間でした。ルーロンが何者かは未調査ですが革のようなプラスチックのような頼りない感覚の物質です。そういえば、至るところにOリングが使われています。これらの箇所もかってはグラファイトヤーンを使っていたのですけど大変工事が楽になっていました。
全体として、塗装の仕上がりがなかなか良いと思いました。その反面、丁寧な塗装の結果部品を取り付けるには必ず塗装をはがさないと好調な状態に組み上がらないようです。 |
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