C622製作記録

2003.9.7 試運転への挑戦

 昨日組み立て終わった下回りをじっくりと試運転できると思ったものの家事に追われて時間がとれません。慌ただしく外出し、戻ってきたのが15時でした。このままでは動くか駄目かの一発勝負の試運転になりそうです。まあ、間違いなく動くだろうという確信はありますが、一抹の不安もよぎります。駄目ならまたやり直しだ。と覚悟し空気圧縮機を持ち出して試運転開始です。
 と思ったところ、給気管が雌ネジのため圧縮機のパイプをエンジンに接続できません。ものは試しに給気管に潤滑油を注入し、給気管にパイプの先端を押しつけ圧縮機のスイッチを入れました。逆転機は前進フルスロットルです。
ちょっと動いたような気がしたので改めて先端の孔の位置を確認し再圧着したところカシャカシャと音を立てて見事に動き出しました。手元が緩むと空気漏れで停止しますが、異常な振動やぎこちなさは見受けられません。逆転機の位置を後進フルギアにして動かしても見事に逆回転します。弁調整は、どうやらうまく終わっているようです。
 ライブ作成上の最初の関門を通過してホッとしました。エア漏れの試験については後日体制を整えた上で実施することにしました。 併せてドレイン弁の動作も確認しました。空気での運転中の操作ですが小気味よい感覚でシリンダー内のオイルを排出してくれます。

 ところで、圧縮機のパイプと給気管の接続が従来のライブと異なっていたので細いパイプを介して運転して見ようと思います。何せ現状だと長時間の慣らし運転は勿論のこと、両手がふさがっていて微妙な確認や運転中の写真を撮ることもかないません。従って今回は証拠写真を掲載できませんでした。(汗)
 次の休みに慣らし運転方法を考えて見るつもりです。やっぱり運転状態の写真がないのは寂しいものです。

<写真切れにつきこんなモノを・・・>いずれ取り替えます。

 いよいよ次の工程はボイラーです。ボイラーの次を記述した説明書はまだ届いておりません。全体像を理解して物事を進める習性が付いているものですから少々不安になっているところです。まあ、仕事と違ってこれまでのライブ組立の経験を思い出しながら気楽に進めていくつもりです。その反面、随所に画期的な機構を取り入れているC622にこれが通用するのかいささか自信がありません。無理をせずに楽しんでいくこととします。やっぱり、アスターさん組立説明書を早くお願いします。(笑)(2003.9.8) → 帰宅したら届いていました。よかった。次の工程の部品を使った試運転方法もちゃんと書いてありました。(2003.9.9)




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