
C622製作記録
| ちょっと気分を変えて炭水車へ取りかかってみました。やはり本体と違って気楽に取り組める気分です。従って雑な作業になりがちです。(汗) 炭水車本体(外装)や台車は簡素な構造に思えました。ところが、水タンク内部構造はちょっと複雑です。普通のライブに見られるのは水圧ポンプだけですが、C622のテンダーにはガスタンクが入っています。円筒のタンクであれば珍しくもないのですが、ご覧のように2本の円筒を連結し、非対称の構造を持っています。片側には冬季に備えてボイラーの蒸気を流しガスの気化を助ける熱交換機があります。もう一方にガス注入口や安全弁を備えています。
 <ガスタンクと蒸気ヒーター>
 <燃料タンクとそれに挟まれた水圧ポンプ>
組立にはちょっと要領が必要かなと思いました。今までよりも存在感のあるテンダーの重量感に満足しています。しかしながら、台車の構造がちとシンプルなのはコストダウンのせいなのでしょうか。主台車とはえらい違いだなぁーと思いながら組み立てました。 テンダーの完成にはもうしばらくかかりそうですが、手を動かすことで一歩一歩完成に近づくことになります。突然虫食い的な作成になってしまい恐縮なんですが、このやり方で進めることになりそうです。
 <テンダー後部です。電灯レンズを未装着なのでこれで失礼>
昨日は所用で出かけたので本日は大掃除の予定でした。ところが台風の余波でフェーン現象なのか34度という暑さになってしまったので、軟弱にも自宅に籠もっての汽車作りとなってしまいました。その結果テンダーが80%出来上がったのはこのHPの世界から見ると大成功でありますが、やり残した作業を考えると現実は厳しいものがあります。明日からは所用のため製作できないと思われますが今日の先取りで意外に進捗したようです。次回からは試運転といよいよボイラーに着手したいと思っています。(2003.9.13) |
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