C622製作記録

2003.9.14 ボイラー着手

 所用で外出、帰宅後気になって仕方ありません。我慢してストレスを溜めてもいけません。それでいても最近血圧が高いと医者に注意されたばかりです。
この様な場合は作るに限ります。周囲が雑然となって苦情が出ようとやるべきです。と悲壮な覚悟で開始しました。奮闘3時間、ボイラーの運転室周りの装着を終えました。例によって慌ただしくやるとミスが出てしまいます。圧力計のネジが異様に固くて苦戦しました。思わずガラス面に力を入れたところヒビです。(汗)  ま、何とか目立たず機能にも影響なさそうですのでとりあえずこのままにしておきます再チェックしましたがここのネジは固すぎます???
 確かに説明書の順番通りにしないと部品の装着が困難になる場合がありそうです。今回は後戻りせずにすみましたが、大変微妙な設計だと思いました。
あと、加減弁のネジも固くてビクビクしながら付けました。仮装着してそのあとシール剤を塗って組みましたが、2度目は若干軽くなりました。ボイラの銀ロウ付けの際にネジ山が甘くなっているのかも知れません。
さて、今回の目玉は加減弁ですご覧のように先端に回転する円盤が有り、これに刻まれた巴型の溝を介して蒸気が送り込まれるようです。従来のニードル弁よりも微妙な蒸気コントロールができ、低速が良く効くと聞きました。部品点数の多さに驚きますが、必要なものを作り込んで部品にしていくという精神は、マニアにとって嬉しい姿勢だと思います。

<これが加減弁の心臓部>


<円盤が回転して蒸気量を変化させます>

 今回の作業でボイラーらしい姿になってきました。が、虫食い状態の進捗なので機関車としては最も不安定な状態です。まともな試運転もできないでおりますが、このまま進めて行くつもりです。(2003.9.15)




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