C622製作記録
| 連休を長く取り溜まっていた家事をやる合間に試運転にチャレンジしました。開始は16:00という普段では考えられない時刻から始めました。それだけ昼間が長くなったと云うことです。 それはともかく、始めての火入れは緊張します。今回も運転記録を撮ったつもりが無限遠固定モードにしていたことを忘れていたので見事にピンぼけです。ところが、トラブル発生で本日もまだ完成できませんでした。正式な完成記録写真は次回迄お預けです。
テンダーに水を入れ、慎重に手押しポンプを動かすとシューッシューッという微かな音がして水が送り込まれます。チェックバルブを開くと水が戻ってくることも確認しました。 やや多めに水を入れ、ガス注入です。クライマックスと違ってガス充填アダプターがあるので実に簡単です。ボンベとテンダーのガスタンクを接続しボンベを逆立ちさせるとガスは勝手に入ってくれます。3分ほど放置し準備完了です。 ブロワーを回し、ガスを新型バーナーへ送り込み点火しました。が、千葉さんの話の通り長い着火マンでも届きません。結局アルコールボイラー用に作っていた着火用延長針金で点火しました。
<これが新型バーナーです。運転後外したものです。>
焚き口を開き無事く点火終了です。と思いきや、 「な、何とボイラーの焚き口に火が着いたぁー!」 目が点です。 よく見るとバーナーの右根元から炎が出ています。とりあえず内部に点火して焚き口を閉じた後に吹き消しました。少々乱暴でしたが、このまま運転を続行してみました。 結果的には、昇圧、安全弁動作、ドレイン確認、運転と無事終了することができました。 本日の不具合箇所は2点で、このガス漏れとテンダー水圧ポンプとゴム管の接続が緩くて水漏れでした。前回試運転失敗の際にゴム管が裂け取り替え他のですが。その後の締め付けが不十分だったようです。 ガス漏れのせいで心なしか燃料切れが早いような気がしました。運転要領はこれからマスターしたいと思います。
さて、肝心のバーナーですが、翌日急ぎアスターに問い合わせたところ電話に出たのが玉田さんでバーナーを交換しますとのことでした。一時は分解して修理と思ったのですが、既組立であったので調整が難しいだろうと推測し問い合わせて正解でした。 早速、宅急便で発送してもらえることになり一安心です。まあ、改めての運転は中旬の休日までお預けになると思います。その運転結果を見て完成とすることにしましょう。 (電話した翌日バーナーが到着しました。後日不具合のあったものを返却致します。)
外したバーナーの根元を子細に見ると確かに片側に隙間があります。ねじが傾いたまま締めたのか、ねじ切りが傾いていたのか定かではありませんが、品質管理面からちょっと残念な出来事でした。海外との対応ではこうはいかないと思うので再発防止をご検討いただきたいと思います。
<左が漏れた側、右の写真は正常だった側>
ということで試運転の予備チェックの報告を終わります。運転の感触等々はまた後日運転日記で紹介することといたします。(2004.5.8) |
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