からくり鐡道運転日誌
12/14 この2-4-0コンソリデーションの機関車が果たして小さな半径の線路で動くのかと疑問視していましたが、なんとR2mの線路上を走ってくれました。 JUNBOだけを慣らし運転するつもりでいましたが、ひょっこりとご近所のお馴染(なじみ)み酔考さんが現れたので気合いで9600も動かすことにしました。R2mの線路を急遽敷設してみましたが、水平を出すのが大変でした。結局怪しい線路状態のまま運転となってしまいました。 JUMBOは思いのほか、気持ちのいいドラフト音で走行しました。その勢いを駆って9600を走らせたところ、こちらも合格点に近い走行でした。 使用した線路は、梅ヶ丘の古道具屋で不思議な45mm2-B-2とともに\30Kという訳の分からぬ値段で持ち帰ったアスターの古いアルミ製の線路です。余談ですが、この機関車は空気試験したところ動くには動いたのですがあちこちのナットが脱落するという恐ろしい代物でした。SAITOのボイラーを使った不思議なライブです。時間をかけて再調整する必要があります。 9600は、R2mというかなり無理な曲線上をまずまずの走り方をしますが、線路状態の悪い箇所では先輪が脱線してしまいます。更には、走り出すと速度が上がりすぎたり、加減弁を閉めると途中で止まりそうになりエンジンにまだ粘りがないように思えます。もう少し慣らし運転が必要なようです。 しかしながら、狭い面積で常時走行する手段が見つかったので調整は楽になりそうです。 その一方で地面に直接置いた線路なので腰が痛くなってしまいました。おまけに寒いので鼻水垂らしての走行テストなので人様が見たら何と言われる事やら。 撮影はご近所の酔考さんが担当してくれました。というか転がっていたデジカメで勝手撮影です。(笑)
<寒い日でしたブロワーとドレインの蒸気がそれらしく吹き出します。>
<汽笛を鳴らしてみました。水と蒸気が吹き出してドレイン弁の作動に見えます。
発進前にドレインコックを操作しても煙突からも温水が出てしまいます。それらしい動作をしてくれるのですが弁の排出位置がきちんと出ていないのかも知れないので後日点検することとしました。 9600は、JUMBOと異なり水の消費量が多いようです。燃料用アルコールタンクも大きくてあっという間に一瓶なくなるという感じがします。まだこの辺の感覚が身に付いていません。今日は、一度だけの走行でしたが、更に走り込むと良くなってくれそうです。燃焼にもまだまだ工夫の余地がありそうです。先日入手した新型のバーナー芯に交換して運転してみるつもりです。毎回いろいろ工夫することが見つかり楽しい悲鳴を上げています。(2002.12.14) |
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