
ダッチェス製作記
6/4(土) ボイラー組立 接続点の漏れを確認するため改めてエアテストを行いました。運転状態でシール材を塗って密封した箇所に洗剤の薄め液を塗布し確認しましたが、泡が出ることもなく安心しました。念のために逆転器を中立にして接続点にかかる圧力を上げてみましたが問題ありません。まあ、エアテストのために仮止めした箇所は盛んに漏れていましたが、これはご愛敬としました。テスト運転は油切れにならない程度に留めることにし、いずれ全体を組んでからゆっくり慣らし運転をするつもりです。早くそうなればいいなぁーと密かに思った次第です。この機関車の潤滑油系は、ロスコー式もどきながらも蒸気による半強制注入方式なので潤滑油タンクを満杯にしておけば圧搾空気運転でも油切れにはならないと思います。 次いでボイラー組立に移りました。部品を取り付けるだけなので簡単だろうと思われる向きもあるかも知れませんが、プラモデル的にやると必ず失敗してしまいます。この辺がアスター製品組立の醍醐味かも知れません。(笑)

このボイラーは模型用に英国で考案されたC型ボイラーであり、別に組み立ててグラス繊維板を内貼りした燃焼室を下部に装着します。その下に取り付けたアルコールバーナーの炎は、ボイラー下面に当たり燃焼室に沿って曲がりながら煙管に入ります。かって作ったJUMBOがこの形式ですけど大変効率のよいボイラーだと思います。 ボイラーの組立で重要だったのは、何と云っても仮組をすることでした。組立手順に関する記述が乏しいので軽く取り付けていくことをお薦めします。我々のように合間合間で作る場合はなおさらです。前回の作業はたいてい忘れてしまっていることが多く、年齢とともに再開までが大変です。(汗) 従って簡単な手順の記述が欲しいものです。 キャブ内のボイラー取り付け板の存在で仮組と手順確認は必須です。 加減弁はC622と異なりオーソドックスなニードル形式です。

C622に比べると伝統的な設計なので安心して作ることが出来そうです。ということから説明書の記述も簡単なのかも知れないと思いました。 この日は、家人が不在だったので集中作業が進みボイラーの組立を終了しました。(笑) そうそう、外ボイラーに組み込んだ後、火室の角の付ける微小部品に気が付きました。 おかげで蒸気ドームをはずしてやり直す羽目になってしまったのです。手順確認漏れでした。ご注意ください。

6/5(日)作業ミスにがっくり 過熱器のネジを馬鹿力でネジ切ってしまいました。止せばいいのに確認締めをやったせいです。魔がさしたとでも云うのでしょう。各機関車何か一回必ずトラブルを起こし長期休止を余儀なくされましたけど、これがそうかも知れません。これまで順調すぎたのです。 家族と買い物に出かけたので本日の作業時間が足りず焦っていたせいもあると思います。急がば回れの典型的例です。反省。 やっとボイラーと下回りの接続は終了したというのに気合いを入れてネジを取り除く作業をしなければなりませんが、ショックが大きくてしばらく充電期間が必要のようです。ピンバイスを見つけてカメラの修理でやらかしたミスの修復と同じことに取り組むことになりそうです。この機関車ではリターンクランクのネジに次いで二回目のねじの破壊です。前回は事なきを得ましたが・・・ ボイラーを外せば簡単に直せますが、さてどうしましょうか。 せっかくボイラー圧力試験と慣らし運転直前というのに残念です。 と言うことでしばらく頭を冷やすことにします。
6/11(土)修理とボイラ経由のエアテスト 今朝早めに大阪出張から戻り、眼科、散髪と気になることを済ませてねじ切ったねじを取り外しにかかりました。やっぱりボイラー全体を外すことにして過熱器、給油器、注水弁、ボイラー止めネジを外し、ちょっとスライド気味にしてボイラーと下回りを分離しました。これで頭の無くなったねじを簡単に除去できました。真鍮製のHEXネジは弱いので力を入れ間違うと簡単に頭を切断してしまうので要注意です。後の祭りでしたけどこれからの作業も丁寧に進めるよう反省しました。

再度組み立てた後、ボイラー経由の試運転をやりました。今回は給油タンクにシリンダーオイルを入れて動かしました。給気は注水バルブにコンプレッサーからの給気管を接続します。圧力はmax2.5kg/cm2で勢いよく回転を始めます。潤滑油も順調に送り込んでいるようです。途中で数回タンクに油を補給してシリンダー内の油切れを避けました。加減弁を全快すると1.5kg/cm2まで落ちますが、まずまず安定して動いています。こんなやり方で30分以上起動停止、前進、更新を繰り返していると心なしか当たりがとれてきたようです。ちょっと安心しましたが。再度の空気漏れチェックとボイラー水圧試験はこれからです。でもやっぱり来週末になりそうです。 暑くなってきますが、頑張りましょう。 ところが、大阪出張で風邪を引いたみたいです。絶不調、年のせいなんでしょうか。 |
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