
ダッチェス製作記
6/19(日) 試運転やりました。 昼食して一服していたら午後2時を回った。接着部も固まったことなので思い切って試運転をすることにした。このままでは次の週末になるので急ぐことにした。 いつもの試験台に乗せ、水、アルコールを満たし、ブロワーを回す。煙突が2つあるので片側はエアテストに使ったキャップで塞いでおいた。意外な使い道にニンマリする。アルコールタンクが意外に大きいのでボトルの半分近く入った。その反面水タンクの開口面が小さく入れづらい、走行中に薬缶で追加する芸当はアルコールの通気口に水を注ぐことになりそうだ。水専用の大型注射器が必要のようである。本物は、走行中に水を吸い上げる装置を持っているのでこんな心配は無用なのである。バークシャーの大型テンダーが羨ましい。(笑) 初運転なのでアルコールがバーナー芯に充分染み渡る時間を見てキャブ内の火室扉からライターで点火する。C型ボイラーは見かけ以上に勢いよく燃え始めた。約2分程度で圧力計が動き1kg/cm2を指したところで自己ブロワーに切り替えた。それから3,4分して安全弁が4kg/cm2で吹き上がったのでオイルハンドルを僅かに開き、次いで加減弁を開いた。意外にも少ない水の噴出で回転が始まった。四気筒とは思えぬあっけなさである。軽負荷なので殆どドラフト音も聞こえずに回転する。

 快調に動くのでしばらく放置したが、低速ながらも連続して安全弁を吹きながら動くのは四気筒エンジンの絶え間ない排気のおかげであろう。軸動ポンプもボイラーが高圧にかかわらず問題なく水を送り込んでいるようでテンダーの水が次第に減っていく。機関車の下部を覗き込むが蒸気や水滴、油などが漏れている箇所もなさそうだ。とりあえずホッと胸をなで下ろした。 この状態で30分以上快調に動いてくれたので完成宣言を出せることになり、すっかり嬉しくなった。でも病み上がりに乾杯は禁物である。
運転終了後、水を排出し全体をチェックしたが、ネジの緩みやがたついた箇所はなさそうである。クロスヘッド上下の摺動面に塗布したグリスが黒く変色しているところがある。ここはまだ摺り合わせが不十分な箇所と思われるのでもう数回の慣らし運転で改善されると思われる。 潤滑油は殆ど水と入れ替わっていたのでレバーの開き加減にはもう一工夫必要である。 まあそれはさておき、次回の北裏鉄道にはどうやらデビューで来そうな雰囲気である。
体調不良のまま完成へ雪崩れ込んだので無事動いてくれるのか自信がなかった。 が、初回に満足いく運転を得て喜んでいる。ただし、記録写真まで気を回す余力がなかったのでとりあえず文章で残すことにした。写真は、随時追加することとする。 これでダッチェス製作記の中締めとするかなと考えている。でも、もう一回動かしておいてもいいかな。 |
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