
からくり鐡道の機関庫

大正生まれの9600は、我々団塊の世代が物心ついた頃には親しい友人としてそこここの駅で会うことが出来ました。しかしながら当時は蒸気機関車そのものが溢れるように走り回っており、よっぽどの趣味人でない限りその型式については興味が湧きませんでした。実は私もその部類でありまして、事細かに走っていた機関車の解説を行うことは苦手です。18才まで暮らした佐世保線界隈で目立っていたのはD51、C57そして補機として使われていたC11です。それに、佐賀から唐津に向かう唐津線で走っていたのがこの9600だった記憶があります。なぜ覚えているか、それは普段見る佐世保線の機関車と全く異なるブルドックのように地面に這った足回り、このどっしりとした容姿だったからかも知れません。佐賀駅に9600が屯(たむろ)しているターンテーブルがあったような記憶がありますけど定かではありません。 この特徴ある機関車を作成日記で紹介したように思いがけなく作ることが出来ました。長い期間かかってしまいましたが、改めて見直しているこの頃です。すっかり忘れていたライブの世界に引き戻してくれたのがこの古めかしい9600だったのも何かの縁と思っています。ちょっと米国風でメカニズムに満ちているように感じさせてくれるのがたまりません。(笑) 運転日誌で時折紹介できるように気合いを入れたいものです。また、発売間近のアスター・C62の製作日記が実現してくれることを祈っています。 仕事に追われる6月末にライブ三昧の夢を追いつつ記しました。(2003.6.29)
<JNR9600の仕様> 縮尺・軌間:1/30・45mm(1番ゲージ) 総重量:5.1kg(Engine3.85kg+Tender1.24kg) 最大長:533mm(with Tender) 最大幅:98mm 最大高:131mm 車輪配列:2-8-0Consolidation、動輪直径41mmステンレス製 シリンダー:砲金製2シリンダー、ボア12mmXストローク20mm ドレインコック付き 弁装置:Walschaert(ワルシャート)式 トラベル5.4mm、ポート1.5mm、cut-off80% 給油装置:ロスコー式 ボイラ形式:煙管水管ミックス式、煙管大1本、小3本、スーパーヒーター1本 燃焼装置:3筒アルコールバーナー 運転圧力:3.5kg/cm2 缶水容量:230ml(70%水位) ボイラ付属品 安全弁2、加減弁、通風弁、汽笛弁、バイパス弁 圧力計、水面計、給水逆止弁 燃料:アルコール(容量100cc) 炭水車:水容量200ml 給水ポンプ 手動式:ボア10mmxストローク16mm 車軸駆動式:ボア5mmxストローク6mm 最小通過直径:2m |
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