からくり鐡道運転日誌

JAM(2004)見学 (2004.8.21)


 やっと暑さも一段落してきた一日でした。東京ビッグサイトで開催されているJAM2004に出かけて楽しんできました。ある目的もあって酔考さんもご一緒しました。
昨年は仕事が絡んでいくことができなかったので2年ぶりの訪問です。が、趣味で遊ぶのはタイムマシンのように時間を超越し2年前が蘇ります。日本庭園鉄道クラブにライブの先輩、伊豆エメラルド鉄道内山社長は、3.5インチの愛機を2両従えて参加されています。お孫さんも参加し、早速運転手交代です。一昨年ほどではなかったとはいえ暑い日差しの中、ご苦労様でした。



<内山社長のOSのブリタニア。ドンキーポンプの注水はユーモラスです。>

市川ライブスティームクラブは、5インチライブ大集合です。こちらでは観客を乗せての運転中でした。会場全体に石炭の匂いが漂ってその昔の機関区の雰囲気です。
さすがに5インチサイズの機関車は大きい。でも重そう、どうやって取り扱うのか腰痛持ちにはちょっと気になります。


<Eタンクです。5インチだと迫力あります。Nでも大きく感じますから尚更です>

 一番ゲージは、横浜ライブスティームクラブ(YLSC)とアスターの線路で運転中です。聞けば、一昨日の夜、台風の余波の強風で敷設した線路が舞い上がってしまったそうです。急遽線路の補修をして何とか運転展示ができるようにしたものの、YLSCの線路は状態が悪くてBIGBOYデイライトのような大型機関車は走行させられなくなったとのことで恨めしそうに天幕の下にずらり並んでいました。
 吉祥寺北裏鉄道千葉さんや新堀さんそして急速に機関区を賑やかにされた岩岡さんにお会いできました。鉄道模型2666の板橋さんは明日登場とのことで残念ながらお会いできませんでした。もちろんアスターの藤井社長や玉田さんにもお会いして新型車の噂話を聞いてしまいました。(笑)
 会場内も大盛況です。最近また鉄道模型が人気を盛り返した来たような気がしますがいかがでしょうか。会場内は若いファンが多く、会場外のライブは年寄りが走り回っているという面白い現象に気付きました。小さなゲージから大きなゲージへ年齢とともに移行し、年輩となっての行き着く先は大ゲージのライブという一つの流れがあるのかも知れません。私は違うという方も当然いらっしゃると思いますが、一つの見方でもあるような気がしました。かくいう私も機関車そのものの運転はライブで、鉄道システムの楽しみはNゲージかなと考えています。自作派の方はまた別の考えがあると思います。
それはともかく会場のレイアウトには非凡なものが多くて、「やっぱり俺にはでけん。」と考え込んでしまいます。(汗)
 まあ、自分の好きなことにフラフラ取り組むのも楽しいと思います。そんなことを考えながらうろついていたので写真を撮ることをついつい忘れてしまいました。気になった作品を少々載せてみます。どうやら私の好みはこの様な雰囲気のレイアウトのようです。


 <箱の中のレイアウト、電線がいいなと思いました>


  <上のレイアウトに近寄って写しました。手抜きがありませんね。脱帽>

 室内撮影はデジカメにしました。動画が撮れるからです。アナログカメラは、ウルトロン50mm/f2付きビテッサミノルタCLEコシナ15mm/f4.5を使いましたが、観音開きのビテッサに質問が集中しました。出展者の皆さんはやっぱりメカものが好きなようです。(笑) 1本半撮りましたが、うまく写っていることを祈ります。

 その後、酔考さんと船に乗って浅草へ回遊し、ハヤタカメララボの重鎮のOTOMENさんとクラシックのみならずデジカメ写真の仕上げ方やニコンD70のピントチェックまで拡がったカメラ談義になりました。酔考さんのレンズとデジタル一眼と相性が悪いという非情なラボの検査結果が突きつけられましたが、さて先輩はいかがなさるのでしょうか(汗)
で、夕暮れに浅草にいるということはやっぱり電気ブラン、先輩と盛り上がってしまいましたが、反省する必要のない充実した一日でありました。(笑)
 実は本日続けてJAM訪問のつもりでいましたが、急な家の仕事で別のところは出かけることになってしまったのでビッグサイトを断念しました。皆さんにお会いできず残念です。千葉さんとC622の重連を一瞬考えたのですが、実現できませんでした。次の北裏鉄道運転会も行けるかどうかちょっと心配です。

我が家の仕事の合間に書いたので雑駁な運転記録になりました。ご容赦下さい。(2004.8.22)

後日談
 酔考さんはこの診断が気になって気になって眠れなくなったのでこの時OTOMENさんが撮ってくれた後ピンの証拠写真とともにD70を新宿のニコンサービスへ持ち込んだそうです。すると、検査の結果ファームウェアのトラブルだということが判明しました。さすが、ニコンの権威OTOMENさんの診断です。その慧眼には恐れ入りました。
おかげさまで先輩のカメラは、もう直って戻ってきた頃だと思います。(2004.9.5)







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