ライブスティーム雑記帳
これからの夢(2)・ふれあいの場(2005.3.23) |
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(一年前に書いていた庭園鉄道建設の続きを発見! 現在と同じ状況であったことに笑ってしまいました。仕事でないと途端にルーズになる性格はどうしようもありません。でも、実現したいと思うことは一歩前進と思いました。(笑)(2005.3.23)
--------------------- いつ実現するか分からなくても庭園鉄道開業のことを考えると心が浮きします。庭園鉄道という文字の通りに山、谷はあると思いますが、気長に鉄道運営を続けて行くには何事にも無理をしないことと思っています。 家人が大蔵大臣、国土交通大臣も兼ねているから厄介です。次の関門は、当からくり鉄道会社の財務状況です。これは鉄道を開業しようがしまいが運賃収入ゼロという如何ともしがたい状況にあり、竹の子経営で乗り切っていくしかなさそうです。 見事にゴールデンパイクを打ったとしても自分だけの楽しみにする意地悪爺さんにはなりたくありませんし、物騒な世の中を考えると目立ちたくもありません。このような環境の中で吉祥寺北裏鉄道の高橋さんや横浜ライブスティーム倶楽部(YLSC)の伊藤さんのように自宅の庭を会員に長年に渡って開放しておられると云う素晴らしい例もあります。私も願うことならかくありたいと思うのですが、諸般の事情が許しません。(汗) それはさておき、もの作り文化復興という大袈裟な観点からいえば、パソコン画面上の仮想現実よりも実物に触れるモノ作りが数段楽しいことを次の世代に実感させることが必要と思います。 からくり鉄道では、ライブスティーム運転のみが参加資格ではなく、貨車や客車作り、線路敷設と保守、信号管理といったこまごまとした仕掛けに興味を持ってくれるといいのです。機関車単体だけではなくて鉄道システムとは何だろうというものの見方を身につけてもらうことが目的です。一品芸術主義とも云う我が国の伝統から抜け出してシステムという視野を広げる機会を与えることができたらいいなぁと実現できそうもないことを考えています。 更には世代を超えた交流で失われている地域コミュニティの復活に少しでも貢献したいと思います。コストを考えると何もできないのですが、所詮趣味はコスト無視の世界です。それならばちょっと社会性を持たせて楽しむこともいいのだろうと思います。一日も早くリアルな鉄道建設に着手できるよう精進したいと思っています。
先日、某マンション屋上を視察に行って来ました。あわよくばこの地に鉄道建設のパイクを打てないかと考えたわけです。しかしながら巻き尺無しに行ったため、ヤードを含めた幅がとれるかどうか疑問が出たことと屋上に断熱のために撒かれている発泡状の砂利が難工事を予想され、設備工事、運用費用に大蔵大臣の裁可をいただくには多大の努力が必要であることが判明し立ち消えてしまいました。現実はかように厳しいものがあります。 万が一、この地にからくり鉄道が開通したとなると乗客はゼロにもかかわらず東京西部方面の機関車と運転手が押し掛け、一大機関区の呈をなすこと必至と思っています。(笑) 必ずや地域振興の一助になろうものをアイデア倒れにしておくとは惜しいことです。空いているマンション屋上を開放してくれる奇特な方はいないのでしょうか。 というような夢のまた夢を考えながら作り損ないのC622を眺めては嘆息しているこの頃です。(汗)(2004.3.20) |
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