からくり整備工場
CLIMAXの再ラジコン化(2006.10.27 追記12.23) |
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一昔前は一番ゲージ・ライブのラジコン化は殆ど見受けられず機関車とともに走る回るのが普通であった。最近はラジコンの神様・栗原さんがいることもあり北裏鉄道のラジコン化率が急速に上がりJNR9600、MIKADO、Berkshireなど数多く、とうとうラジコン搭載BIGBOYまで現れる始末である。 その一方で我が家のラジコン化率は0%。時代に取り残されている状況である。これはひとえに作成時の姿を留めたい固めであるとやせ我慢をしていたものの、CLIMAX完成直後の昭和58年にはラジコン化したという先進的な実績を思い出さねばならない。(笑) CLIMAXからラジコンを外したのもオリジナルにこだわったからである。が、冷静に考えると価値が高まるわけでもなく少々考え過ぎであった。(汗) 人生に目覚めた私は取り急ぎ古いラジコン装置を探し出し、便利であった当時の姿に戻すことにした。 長い前置きはご容赦いただくとして、当時の装置がそっくりそのまま出てきたおかげで、作業は一気に終了した。 送受信器やサーボも問題なく動作したのでこのまま使うことにした。
さて、作業のあらましであるが、運転室後部カバーと逆転器をはずし、ラジコン用の逆転器レバーに取り替えた。既に位置決めの終わった部品なのでプラモデル組立感覚である。 サーボ取り付け穴、リンク用針金、ネジ類も揃っており機械的組立は三十分ほどで終了した。受信機は両面テープで後部壁面に貼り付けすっきり収まった。 電気系統は電池入れが紛失していたので新たに入手したものをテンダー上部に置くこととした。006P用コネクターで接続するバラックキット的姿であるが、問題なく作動するのでこの状態にしておくこととした。 サーボの力もフタバの中で当時一番トルクの大きいものを選んでおいた記憶があるが、その衰えはなさそうである。
実運転はこれからであるが、楽しみである。うまく動いてくれることを期待している。(2006.10.13)
からくり鐡道運転日誌で報告することであるが、上記改造の結果報告なのでここに書くことにした。 12月と11月の北裏鉄道運転会に持ち込んだのであるが、ラジコンそのものは問題なく作動し無事遠隔操縦機関車の保有者になることが出来た。しかしながら、11月の運転では点火したあとの要領を忘れてしまい、煙室内で燃焼させることが起きた。これは昨年も同じであり全く進化していないことを反省する。 ガス炊き機関車はやっぱり苦手である。 とはいえ12月の運転会兼忘年会では煙室扉を開き離れた位置からバーナーの燃焼状況を見る方法とした。 これによるとセンターフリュー内で間違いなく燃えていることを確認できるので蒸気上げも楽である。くれぐれも離れてやることが肝心である。 1月の運転状況は次の写真の通りである。大変快調に走ってくれた。 ただし、AM電波のせいか時々速度がふらついてしまう。特に人陰に隠れるとその傾向が強い。やっぱり新型RC装置がいいのであろう。当時は最新式だったはずであるが既に20年以上経過した送受信機なので致し方ないことである。 20分程度運転を楽しむことが出来たのでよしとしよう。なお、運転に熱中し写真を撮る余裕がなかったので事務局長・新堀さん撮影のショットをここに掲載させていただいた。(2006.12.23)
<快走するクライマックス。24歳とは思えません> (新堀氏撮影) |
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