
からくり鐡道運転日誌
連休中の行事は既に飛び去ってしまった。運転会の記憶も消え去ろうとしていたのであるが、「そうだ、CLIMAXの復活記念運転ではないか。」と云うことを思い出したので簡単に記録しておくことにした。 この機関車を10年近い眠りから覚ましてデビューさせたのが一年半前であったが、燃焼が思わしくないことと運転の腕が落ちていたこともあって北裏鉄道を1,2周させるのがやっとだった。 その後、アスターの玉田さんの助言で長距離運転に耐えられるまでに復調させていたものの再デビューの機会を得ないままであった。 今日の運転日は願ってもないチャンスである。実は、昨日ダッチェス作成にはまり込んで機関車に触りたくない状態にあったのであるが、何と云うことか一夜明ければ出撃気分である。 こんなこともあって準備に手間取り遅めの到着となったが、いつもになく線路は空いているようである。連休最終日も影響しているかも知れない。 この日の運転会模様は、板橋さんのサイトに詳しいので是非そちらを参照していただき、小生は自分の機関車の記録に留めることとする。でも写真を撮ることを忘れていた。動画がちょっとだけである。(汗)

結論から云えば、午前中1回、午後2回走行させたのであるが、いずれもまずまずの走りであった。特に最後の走行が一番好調でピストンの動きに比べゆっくりと走る様はユーモア感を与えてくれて観客も普段とは違う機関車に好意を持って迎えてくれたようである。最終運転が好調だったのは、運転への慣れとエンジンにも潤滑油が行き渡りこなれてきたのであろうか。注水ポンプは好調すぎる状態で、チェックバルブを閉めると早い段階でオーバーフロー気味になる。ガス釜なのでこれでいいと思うが、若干開けておくと言う運転中の微妙な調整が必要である。 本日の運転は全体的に満タン運転となってしまい安全弁や煙突からの蒸気水噴出が頻発したのでみっともなかったと思う。 ガス燃焼弁は玉田さんに操作感を重くしてもらったので微妙な調整が出来るようになって大変具合が良くなった。エンストが減ったのもこのおかげのようである。 扱いにくい機関車であるが、無事走ってくれると満足感が溢れる機関車でもある。この先も苦労しながらつきあっていきたい。(2005.5.15) |
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