からくり鐡道運転日誌
このところの暖かさから一転して寒風吹きつける日曜になりましたが、絶好の運転日和です。この寒さではガス炊きをお休みにしてアルコールを選択しました。のんびり運転の実現と前回の高トラヒックを想定して1台にしました。「それなら操作を楽しめて安定走行のJNR9600である。」ということで整備もそこそこに荷造りをし吉祥寺へ向かいました。 9:40到着。既に会場の設営も終わって神田さん、板橋さんは運転中です。神田さんの機関車は相変わらず安定走行です。が、写真を撮る間もなく運転終了です。板橋さんのハドソンはガスバーナーの不調でもたついていましたが、不調の原因がノズルの詰まりだと判明したようでその後は快調に飛ばしていました。ところが、あまりにも快調すぎてリターンクランクピンが飛んでしまい運転中断となりました。その後、アスターの玉田さんの支援で無事復調なったようです。 そうそう、もう一人半年ぶりの復活を果たした千葉さんを忘れておりました。彼も既にC622を暖機中でした。その後客車数両を牽引しドラフト音も高らかに走っていましたが、「フルギアでこの音です。」と悩んでおられる様子。事前の整備時に弁の位相をちょっと狂わしてしまったとのことです。このトラブルも玉田さんの助言で無事直り、午後の部では満足いく走りをしていました。 さて、我がJNR9600は、午前の部は単機運転で余裕を持って20分程度走らせました。ちょっと水が入り過ぎかなと思える状態でした。
<単機でのんびり走行中のJNR9600>
午後は、岩岡さんお手製の貨車10両ほどを引いて快走しました。負荷をかけるとそれなりのドラフト音が鳴り響くのでより蒸機らしさを感じます。気温の低さもあってドラフトの白煙が頼もしく吹き上がります。真正面から貨車を引く姿を見ていると敷かれた線路に従って僅かに上下動し線路によく密着しているようで、あたかも本物の編成をみる気分でボーっとしていたところ、写真も動画も撮ることをすっかり忘れてしまいました。 この様な貨車を引いた時の力強い排気音を聞いてしまうと我が鉄道にも貨車を何とか導入しなければいけないなと思います。現在、手作りフラットカー1両とバックマンのプラ貨車が2両在籍しています。それに作りかけのカブースも。(汗) でも鉄道建設が先のようですが・・・ 板橋さんからは、「ダッチェスに貨車を引かせるわけにはいかないね。」と意味不明の鋭いご指摘です。「そうだ、客車はどうするのだ。」とまた悩み始めました。(汗) 石神井にあるメディカルアートという会社には色々英国型があるとのことでしたが、資金ショートなのでホームページを覗き込むのは止めています。(笑) JNR9600と併走して矢野さんの前進型が南満州鉄道の亜細亜号の客車編成を引いて走ります。大きさは大人と子供です。動輪は、五軸のE型です。これなら引っ張るはずです。運転後、編成を手で引いてみると簡単には動かない重さです。2kg以上の牽引力が必要な気がしました。 栗原さんは北海道型9600を完全ラジコン化しています。前後進、緩急とも自由自在です。ここに来て岩岡さんのミカドのラジコン化プロジェクトが急に発足していました。来月はラジコン化されたミカドの登場があるかも知れません。
<ラジコン化計画進行中のMIKADOを前に真剣です。 泥○・・・・・>
<全車両ラジコン化済みのズビさんは余裕綽々>
ダッチェスがいったいどう展開するのか予測のつかない最近でありますが、成り行きに任せて来るもの拒まずの心で精進したいと思います。(笑) そうそう、これまで撮り貯めていたデジカメでの北裏鉄道の動画一式を板橋さんに進呈しました。早速ホームページに動画が掲載されています。その第一号がダッチェスでした。既に次々と更新されていて、自分が撮ったにもかかわらず大変楽しみです。(2005.3.18) |
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