バークシャー製作日記

2005.12.13 フレーム組立へ


 今日は15時に来客であるが、それまで時間があるのでフレームの組立が出来そうだ。朝の家事を急いで終えて工場へ籠もることにした。冷房完備の工場は室温5度、寒い。(汗) 足元だけ暖める電気ストーブを点火する。 
さて、本体のフレームを取り出すと実に長い。先日作ったDuchessの本体を上回る大きさである。これからの作業場所は確保できるのだろうかと余計な心配をしてしまう。フレームの装着する部品を取り出して仮組立の準備をした。


 まず従輪を取り付ける横の桁の先端にバリがあってフレームに入らない上にネジが回らない。ここも2mmタップを通すことにした。 このように組立方法を一通り納得し仮組立てしておくと本番時にうまくいようだ。 趣味の工作に焦りは禁物である。(笑) 鏡の上で水平を確かめたが、歪みもなさそうでホッとした。
次の作業はイコライザの取り付けなので仮組立てから始めたが、イコライザを支える軸が取り付け板8枚すべてにはまらないのである。どうやら全ての部品でメッキが厚いかバリがあるようである。軸穴に丸鑢を軽く掛けるとすんなりとはまる。これで組立を簡単に終えることが出来た。


 こんな具合にボチボチ作っているとあっという間に予定時間が経過した。この辺で手を止めて待望の動輪を線路に並べてみた。実に堂々たるものである。いつ頃完成するのか分からないが、疾走する姿を思い浮かべると心弾むものがある。

   <ダミーの板バネとイコライザ>


   <C622の板バネとイコライザ>

そうそう、前作のC622の軸バネは細い板を重ねたものであり、この細かい組立から製作が始まったのであるが、バークシャーではダミーであった。軸箱にもスプリングを使わない構造でイコライザが左右と僅かに上下にスライドするのである。C622では後従輪まで連動した本格的なイコライジングであったのと大きく違っている。模型ではコストダウンも含めるとこれでいいのかも知れない。足周りが出来てからどのように動作するのか動きを確認してみることにする。





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