バークシャー製作日記

2005.12.18 軸動ポンプセットアップ


 動輪を装着し機関車らしくなったバークシャーの下回りに軸動ポンプを組み込んだ。C622の製作ではポンプの左右を間違って動作不能を試運転段階で気づくという馬鹿さ加減であった。そのショックのあまり5ヶ月作業を休止してしまった。(汗) 今度はそのようなことが起きぬように充分注意した。 大丈夫だよね。・・・・・
 この機関車の配管は、従来の一番ライブとものと違い大変組立がやり易い。設計者の新しい考案気が伝わってくるようである。聞けばC622と同じ担当者の手になるようであるがメカニズムが次第に洗練され、過去何十年にわたるライブの構造を変革する予感がする。耐久性、保守性に関する評価はこれからであるものの、革新性、ユニークさを設計の随所に感じるのは大いに期待できる。今後の更なる進展を見守っていきたい。 ただし、資金が続けばの話であるが。(苦笑)

     <実に簡単に組立が終わりました。>

 さて、実際の組立であるが、まずフレームに水圧ポンプと給水レバー部を装着した。フレームにこれらを定置し固定金具で止めるのであるが、実に簡単にフレームに収まった。水流逆止用のボールベアリングを除き各部品を仮組立したところ、配管に曲がり具合も整形済みですんなりとポンプと給水バルブを結合に出来た。これならばシール材の付け過ぎに注意するのみで組立は簡単である。それならば一気に本組立をすることにした。 ボールベアリングは台座やプラグに置き、軽くハンマーで叩いて当たりをとり、次いでシール材を緊張しつつ台座に塗る。この作業は何回やってもビクビクものである。爪楊枝の先端にゴマ粒大をとり、管の中に付着しないように注意して摺り合わせ面に拡げる。注意深く中空プラグを差し込んでパイプを台座に固定した。この作業を給水、戻り弁双方とチェックバルブ系統で行うと作業終了である。機関車が大きいせいか大変組立易く予想外に短時間でこの工程を終えることが出来た。この調子ならば目標到達は早いかもしれない。





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