バークシャー製作日記
2005.12.21 C575余談1 姿を出現す! |
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作業時間がゆっくりとれるわけではないが、仕事の合間を縫って圧縮空気での確認テストを可能とするまで組立を一気に進めることにした。それにはまず下回りが修復できていることの確認が必要である。連接棒を入れると、あれほど手こずったものが素直にはまりくるくると回るのである。第一動輪にも位相ずれがあったとのことであったが、治具なしであったので手元では分からなかった。分かったとしても道具がないので修復は困難であった。 動作を見る限りエンジン部分は幸いにも悪い箇所はなさそうである。となればこのまま組立を急ぐことにする。ただ、油汚れがひどいので分解掃除をすればいいのであるが、ウェスで丁寧に拭くだけにした。動かなければ腹を据えて大分解である。(汗) 下回りで気を使ったのはコネクチングロッドの角度であるが、この機関車の製作説明書では設定方法が意外に簡単である。エンジン内部は正しくできているものと想定しこの説明書に従った。
ボイラーは分解したまま置いてあるので素直に組み立てて逆転器をキャブの床板に取り付けるとこれで運転可能な状態が出来上がった。今日の仕事はこれで終わったが、タイミング良く夕食時間である。実はこれ以上進めるには工場は寒くて仕方がない。それに仕事をやらなければカミさんの目がうるさいのである。 |
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