バークシャー製作日記

2006.1.4 バークシャーへ作業シフトであるが・・・・・(汗)


 C575の再生の先が見えてきたのでしばらく放置していたバークシャー作成へ戻ることにした。配管は終えているのでエンジン組立から始めることにした。

 ライブ作成の中で一番気を使うものの最高に心弾む作業がシリンダーやピストンを組み立てるエンジン製作である。
最初の作業は、弁座となるクロスポート板の表面とスライド弁の摺動面の研磨である。 淡々と作業を進めてスベスベになったことを確認し、次いでシリンダーブロックにドレイン弁を組み込んだ。

  <ドレイン弁部品だけでもこれだけあります。>


  <ドレイン弁部品、Oリングを付けます。>


  <小穴に差し込みます>

今回のエンジンはドレイン弁が売りとのことであるが、さすがに部品点数が多い。既にフレームに取り付けたドレイン弁を操作すると偏心カムがドレインレバーを押す仕掛けになっている。これに対応する実に細かな弁装置をシリンダー内に組み込むのであるが、うっかりすると飛ばしかねない小ささである。幸いにも何事もなく組み終えてホッとした。

  <ここまでは順調です。>

次いで弁室の取り付けを終えた。これはシール剤のはみ出しに注意すれば意外に簡単な作業である。しかしながら、毎回この工程が最初に来るので勘を取り戻すまでは緊張を強いられてしまうのである。(笑)
で、やっぱりシール剤がちょっぴり弁室にはみ出したのであとで綺麗にしておこう。

 <仮組したクロスヘッド、ネジは別物です。>

 次はピストンの力を外部に取り出すスライドバーとクロスヘッドの取り付けであるが、なな何と!スライドする部品の一つがもう一方より0.1mm程厚くスライドバーに入らないのである。おまけに皿ネジ用のテーパも無くそのまま抜けてネジ止め不能なのである。いずれにしろ厚くてはまらないことが致命傷で片方が調整不能であることが分かったので本日の組立を終わることにした。  スムーズに進むかに見えたバークシャーであるが、とんだご愛敬である。(笑)

  <こんな状態、厚さも規格外>

 急いでいる作業ではないが、やる気のあるところで作業中断を余儀なくさせられるのは気分のいいものではない。出荷にあたっては今まで以上に部品の確認を行っていただくことを希望するものである。私の部品と同じロットが当たってどうしていいのか分からない人も出るのではないかと心配である。
近日中にアスターの方とお会いする機会があるので、欠点部品をお渡しするつもりである。原因追及と対策を練って世界に冠たるアスターのライブ製品の品質維持に努めていただきたいと真に祈るものである。
C575から飛躍的に進化した部品精度に喜んだのも束の間。 疲れました。(笑)
設計、製造、試験、出荷というIT界では常識的な工程管理(現在ははなはだ怪しいが)をきっちりやって欲しいものである。設計が素晴らしくても出荷管理が拙いのはいただけない。たった部品一つにといわれるかも知れないが、バグ一つで証券取引が止まったり、社長が辞めたりするのである。
期待を込めて苦言を呈することをご容赦願いたい。 > アスターどの


(本日(1/5)、即対応していただき手元に部品が届きました。ありがとうございます。 しかしながら個別対応はコストアップの元です。災いは根元から絶つようにすることを願っています。私がこれまで嫌と云うほど経験したのは工程の後に出るコストは極めて高く付くということです。前の工程でいかに問題を洗い出すか、これで悩んだサラリーマン時代でした。(笑)
マネージメントが出来上がればこんなこともなくなりますが、旗振りをする人(多分社長やプロジェクトリーダー)の死ぬほどの努力が必要です。それを考えると前工程のコストアップは安いものです。社長さんよろしくお願いいたします。
玉田さん、どうもありがとうございます。 アスターの顔としてユーザーに見えているのはやっぱし貴君です。)





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