バークシャー製作日記

2006.1.9 シリンダーの組立


 C575からやっと本題のバークシャーへ戻ることとする。課題のクロスヘッド組立も玉田さんのクイックプレイに救われ無事終えることが出来た。スライドバーを円滑に動くようにするため数回組み直しをやった。結局クロスヘッドを万力に軽くくわえてスライドバー組み込んでそれを上に引き上げながらネジを締めたところ、あっさりと軽く動くようになった。
これで安心してシリンダーに組み込めるようになった。



爪楊枝にシール材を付け、注意しながらシリンダーを組み立てる。この段階でいつも思い出すのであるが、シリンダーにピストンを組み込む場合は、心出しのためにピストンを最前部まで差し込むことと説明書に書いてあったのだが、最近はその記述がない。それほど精度が上がったというのだろうか。まあ、昔通りの作法で組み立てることにする。
ピストンを組み込みシリンダーの両側の蓋を装着するとエンジンらしくなってきた。このまま弁室の取り付けまで進めてシール材の固着を待つためにこの日の作業を終えた。


書き忘れていたので追加(汗)
この機関車のうりはドレイン弁である。青い紙テープでピンがはずれないようにしているが、鉄の部品がフレームのカムによって押下されると直下の弁が下がってピストンから凝結水が排出されるのである。この仕掛けと排出口が実にリアルであり、エアテストの際にドレインレバーを引くと確かに空気が排出されるのである。線路上で動作させる日が楽しみである。

        <シリンダーに付けたドレイン口>





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