バークシャー製作日記

2006.1.17 弁調整


 ライブを再開した3年前までは、弁調整を念入りにやっていたが、最近では、長編成を引いて高負荷をかけるわけでなく、ギネスに挑戦するような精度を狙っているわけでもないのでいい加減なセッティングになってきた。とはいえ真面目に作ったはずなのに今回も左右の弁の開き具合が微妙に違っている。左側のポート開口が0.1-2mm少ないのである。
リターンクランクの角度を含めて調整したのであるが、どうしても同じ開き具合にならない。これまでにもあったことなのでこれ以上突き詰めることはあきらめた。JNR9600などの既存の機関車も同じ状態であるが、実はよく走るのである。

 <それらしき写真がありません。失敬>

 さて、自分が蒸気になったつもりで動輪の動きに合わせてエンジンの中を移動してみるとうまく動くようである。(笑) そろそろ弁室を閉じる潮時である。しかしながら、何回やってもこの作業は清水の舞台から飛び降りる気持ちである。皆さん方はどうであろうか。
蓋を締め付け、シール材が固まるまで待つこととし、これで今日の仕事は終了である。





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