バークシャー製作日記

2006.1.28-31 外ボイラーの組立


2006.1.28 部品取り付けでミス
 友人が交通事故で急死し、今夕八王子でお通夜である。出かけるまで部屋にこもって作業を続けたが、彼のにこやかな顔が時折浮かんでくる。同級生が突如この世からいなくなるということがまだ実感できない。

 数日前に外ボイラーに着手し給水バルブ等のダミーの部品を取り付けていた。ところが、Itabashiさんと全く同じ間違いをしてしまい慌てて外す際に取り付け用の折り曲げ金具を折損してしまった。仕方がないのでここはネジ止めすることにして、部品に1.7mmのタップを立てた。ボイラーの一番端なので無事作業は終わったが、部品を細い折れやすい金属のベロで止める方法は嫌いである。それにかちっと止まらないことが多い。コストの関係もあるだろうが改善をお願いしたい。
残りの作業は淡々と進み機関車の姿が現れてきた。砂箱と砂撒き管を付けるとそれらしい格好であるが、実に大きい。完成後どこに置こうかと今から心配である。C622ですら大きくて置き場所が定まっていないのに、この大きさでは目立ち過ぎである。やはり自分の荷物のリストラをした上でライブスチームの住処を確保してあげよう。(汗)

             <砂撒き管装着前のドーム>

保護紙に包んだままのテンダーをこの日取り出してみると、これもまた大きい。先年作ったLMS・Duchessの本体よりも長いような気がする。 迫力ある機関車が誕生するのが楽しみである。

と言うことで今のところ説明書の手順に従って作っている。


2006.1.31 外ボイラーから煙室へ
 外殻が出来上がってくるとバークシャーの姿が現れてくるのであるが、これまで手がけた機関車に比べて格段に大きいので置き場に困ってきた。作業台の上は満杯状態で写真を撮ると余計なものが写り、楽屋裏が見えてしまいそうである。(汗)  煙室、運転室、外ボイラーそれにテンダーが機関車本体とともにバラバラに転がっている現時点が一番場所取りの時期であろう。 先日完成したC575までもが駐機場を占拠しており、好きなものに囲まれているとは云え、身動きできない作業スペースでは困ってしまう。 「おーい、H君、取りに来てくれーぇ。」(笑)

      <これは煙室関連部品です。>

 狭さにもめげず更に作業を進めることにしてボイラー両側の歩み板を組み始める。ダミーの配管をするのであるが、実寸の見取り図が付いているので直線の素材を図と同じに曲げるだけなので大変楽である。8mm径の曲げ作業のみ同径の金属棒を探すのに手間取った。 灯台もと暗しで普段使っているピンバイスの軸がぴったり合ったのでこれを利用するとあっさりと終わった。


 それでも時間があったので煙室に給水暖め器やLIMAのラベル等の部品を取り付けた。先日のように折損しないよう注意深く進めたので今回は合格である。煙室や扉用に耐熱シールを切り出して今日の作業を終えた。





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