からくり鐡道運転日誌

2006.5.14 北裏鉄道5月運転会


 朝から生憎の雨でした。今日はやっぱり軽いものにするかなと迷いましたが、まだ完成宣言をしていないバークシャーが気になります。 サイトで雨模様や天気予報を見るとどうやら大丈夫のようです。それに自らお天気男と宣言された原田さんも登場されるとか、きっと運転日和になることだろうと考えて初志貫徹。重さ15kg程にもなろうとするバークシャー運転用具一式を抱えて家を出ました。
 現地に着いた頃には雨も上がって絶好の運転日和になりました。 原田効果は凄い!(笑)
それに今日は高橋オーナーが二年がかりで完成させた満鐡すなわち南満州鐡道・マテイ型機関車4-8-2完成披露運転会でもありました。
満鐡の亜細亜号の客車を引いて野太いドラフト音をたて凄ましい勢いで疾走する編成は印象的でした。 時折前輪が脱線というご愛敬もありましたが、機能的にはほぼ完成です。塗装で仕上げて竣工です。
そうそう、今日はバークシャーが3両集まりました。極めつきはラジコン化なった板橋さんの機関車です。ちょっとしたトラブルはあった模様ですが、前後、高速低速自由自在、各種警報装置付きのハイテク機関車になっておりました。

  <小野寺氏、板橋氏、小生のバークシャー、私のは真ん中かな?

我妻さんのビッグボーイも何とまあラジコン搭載になっていました。加減弁のネジピッチが細かくて苦労された由、結局新たなものとの取り替えてしまったそうです。古き機関車なのでひとたび手を入れるとあちこち補修が生じるようです。 私のクライマックスもきっとそうでしょうね。あまり触りたくありません。(汗)
お天気救世主の原田さんはGG-1というPRRの電気機関車、ズビさんはマイペースの運転、神田さんは早々と全車両走行終了でいつもながらの手際の良さには感心させられます。

 ここからは自分中心で恐縮ですが、私の機関車にもトラブル発生、調子よく走っているのにボイラーへの給水が止まっているようです。給水戻り弁を開けても水が出ていません、手押しポンプでは入っていくようです。前回はうまくいっていたはずです。が、3ヶ月前のことだから記憶はあやふやです。 手押しポンプでうまく働き、軸動ポンプからの水が戻らないのはこのポンプが動いていないようです。 午前中はこれで運転を打ち切ってポンプを見ると、動輪軸に取り付けたはずのポンプが動きません、締めたつもりの芋ネジが緩んでいました。最後の締めを忘れていたようです。 「あー良かった。 分解ぜずに済んだ。」とJNR C622の再分解を思い出して胸をなで下ろした次第です。
午後の部は、大変安心して動かすことができました。 本日の集合記念写真を撮っている間も順調に給水しながら走っていました。結局燃料切れになるまで安定走行が続き、万々歳の運転終了になりました。
おまけにポンプチェックの際に前輪の振りが悪いのは最前部の排障器の取り付けが前後逆だったことを玉田さんが発見してくれました。これでバグは全て洗い出したようです。
 午後は機能確認のため単機で少し速度を上げ給水状況を見守りましたが、ニッコリする走行ぶりです。コンパクトデジカメで流し撮りをするのはシャッター速度の関係で難しいのですが、ご覧のようにいい写真も撮れました。

    <高速走行中のバークシャー、写真を見て顔がほころびました。>

こんな写真が撮れたので私のバークシャーも高橋さんにあやかり本日をもって完成とさせていただきます。 もっとも運転中にあちこちの手すりが外れたのでまだまだ補修は続きそうです。お粗末様。
来月も楽しい運転ができることを祈念し散会となりました。 運転を頑張ると写真がやっぱり少なくて反省。(ペコリ)







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