からくり鐡道運転日誌

2007.1.16 試運転環境のチェック


この項も手首不調を理由に長い間開いておりませんでした。 北裏鉄道の運転会にもメインの機関車を持っていくこともなく、ブログで簡単に書くだけでした。 そろそろ運転を復活するためには我が家での環境整備も必要です。

 ということで春のような一月のある日、運転環境を再確認してみました。 といっても簡単に設置できるのはR1.5mと思われる円形レールと運転コロです。 それにまして円滑な運転テクニックが消え去ろうとしているのでその再訓練も必要です。

<アスターのアルミレール 枕木は赤錆です>

 いつもの場所の椅子やら植木鉢を端に寄せご覧のように線路を敷設、赤錆びたジョイントには泣かされました。 そういえば、かっての運転ではRUBYのような超小型の機関車しか乗せられませんし、あまりの目まぐるしさに運転を楽しむ余裕もありませんでした。 走行実績もRUBYと意外にもJNR9600です。Climaxは未確認です。 JUMBOなら走るはずなのですが、本日の結論は前輪が追随できず0-4-0で走ってしまいました。 押さえのスプリングが弱いのか、軸が左右にスライドするのみなので移動量が足りないのかも知れません。 アスターのごく初期の線路ですが、これを対象とした機関車は何だったのでしょうか? 狭いスペースしか取れない今は、お手軽で重宝していますが、大型機には不要なもの、使い潰すしかなさそうです。

 <走行準備が整った JUMBO 安全弁も好調です>

 走行準備は小道具をかき集めと水、燃料注入にもたつきました。長い間のブランクで腕がとろくなっています。しばらくは慣熟のために在庫の機関車を順次動かそうと思いました。
この機関車はボイラーへの注水に気を付けておけば走行性能は大変いい機関車です。排気音も小さい割にはいい音がします。この日もクルクルですが、いい音を出して走り、注水も巧くいっていたと思いますが、注水量がちょっと足りないようでした。 運転コロ上に移して高速回転させると問題なく給水しているようで機能的には問題ありません。 あとで判明したのですが、テンダーからの注水ジョイントにシリコンゴム片が詰まっていました。 爪楊枝で抜き出しましたが、どうやらジョイント内径に使っていたシリコンシールが注水管をネジ込んだ際にちぎれたようです。 この機関車はシールを入れる構造だったのでしょうか? 注水弁に詰まって空釜を焚く前に発見できて幸いでした。

20分程度の走行では、上に書いたように前輪がなぜか線路に追随できずに線路から外周方向へはみ出します。本物なら即、脱線転覆という状態ですが、そこは模型、ポイントもないのでエンドレス線路上を何も知らぬがごとく快走していました。 線路は路盤に貼り付けてないので線路全体が上下し次第に不安定な状態になっていきます。 高さをちょっとだけ補正したのみなのでまあこんなモノでしょう。 電動と違って軽いといっても3kgの車体が走るのでぐらつくし、遠心力でジョイントも緩みます。

 この日は、線路の上下動を見て補修箇所を確認し、JUMBOの走行を久しぶりに眺めるだけで止めることにしました。 暖かいからと油断しセーターの上に何も羽織らず遊んでいたところ、翌日風邪気味になってしまいました。みなさん冬場の運転にはご注意ください。(2007.1.18)







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