からくり鐡道運転日誌
そろそろ庭仕事の季節であります。「敷いた線路邪魔ね。」という言葉をよく耳にするようになりました。(汗) のらりくらりも限界と感じたので最後の試運転を楽しんで撤去することにしました。
<前頁写真の流用>
といってもこの1.5R線路でまともに走る機関車は可愛いRUBYのみです。このところRUBY運転名人になったのか、あっという間に走行状態にすることが出来るようになりました。 実に簡単でよく走る機関車です。中古で出回らないはずですね。(笑) 手作りのフラットカーを牽いて白煙を吐いて調子よく走ります。 この他に走る機関車はないだろうかと見回したのですが、あのJumboですら前輪は追随できずに0-4-0というスタイルになってしまいます。 名残の試運転なので何か動かそうと云うことでこの線路上で動かしたことのなかったClimaxを思い出しました。 六輪駆動4-4-4ですが、それぞれのボギー台車が何とか追随してくれそうです。 苦手なガス炊きですが、RUBYで腕を上げたので外出前に火を入れました。 一度目はガス注入不足で蒸気が上がりそうになったもののガス欠で中断。 改めて確実に燃料を入れ、動かしました。 今度は何事もなく無事この線路を走ってくれました。 ラジコンなのでノンビリと椅子に腰掛けて見物できます。 RUBYと比較すると野太く感じるドラフト音でクルクル走り、この線路を動かすには勿体ないくらいでした。
<北裏鉄道でのClimax>
が、線路周囲に何故か水滴の後が・・・・・・ おやっと、気付いて正解でした。きつい曲線レールのせいでテンダーからの給水パイプが抜けていたのです。ボイラーに給水しているはずなのに実は何も云ってなかったのです。危うく空釜を焚いてボイラーをお釈迦にするところでした。慌ただしく試運転するのは事故の元です。この辺で運転を打ち切ることにしました。 ガス釜運転には細心の注意が必要なはずなのに気がせいていたので見逃しておりました。 あーよかった。(汗)
このClimaxを最終試運転列車としてとりあえず線路を片付け庭園モードに切り替えることにしました。 また気が向いたら庭の片隅に敷いて見るつもりですが、ジョイントの赤錆が気になるので油を噴霧して室内に格納しました。常設線路が欲しいものの諸般の事情が許さないのでやむを得ません。いつの日かを夢見ての後片付けとなりました。 (2007.2.22) |
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