ラジコンフォークリフト日記

2006年05月25日


 五月中旬に到着という知らせが来ていたものの、なかなか時間がなくて数日前にやっと工房に鎮座させることが出来た。 同時にミニチュアのビールケースセットやパレットを頂戴したのがハッピーであった。 嬉しすぎたのか結局もたついて数日間は部品を眺める日が続き本日やっと着工の運びとなった。

  <キットの入っている箱、一段目>

  まずはオレンジ色の車体のバリ取り、部品全体の確認である。個別に封入されたビニール袋には部品番号が付けられていないが、製作工程に合わせて分けられており、これなら間違いなく進められそうである。 作成説明書は各ページを見開くと左右に解説と組立図、更には実寸の部品図まであって実によくできている。日本語解説はないが英語があるので十分である。さすがに機械の国、独逸製品であると思った。

   <デフギアと説明書の一部>

 アスターのライブスチーム組立に比べれば気楽に作ることが出来そうである。
とはいえ、次の日曜日から上京中の義母と一緒に東北旅行を予定している。 これ以上懸命に作り始めると名残惜しくなるので第一段階のデファレンシャル(差動)ギア部の組立までで留めておくことにした。 ABS樹脂製と思われる歯車にはバリが僅かに認められたが軽く鑢をかけて整形した。このギア部はモーターの回転を平ギアで減速し、次いでベベルギアを介してデフに伝える駆動の心臓部である。 組立は意外に簡単であったが、軸受けに大中小の3個のボールベアリングを念入りに二組・六個も使ってあるのも心憎い限りである。デフギアそのものは半完成なので組み込みは簡単であろう。 旅行から戻るまで未着手としておいた。

   <このギアボックスに6個のベアリング>

 このフォークリフトは荷物を持ち上げる腕の角度・チルト角の制御用として専用の小型サーボを使っており、その組み込みまで進めたが、配線用の切り込み位置を間違ってしまった。説明書の上下を見誤るという単純なミスである。我ながら困ったものだ。このまま続けると間違いは必至なのでこの辺りでしばらく休止することにした。





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