D51半流線型製作記録
2007.10.17 運転再試験(汗)と追試目標(11.1) 改良情報(11.14) |
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久しぶりの畑仕事が終わってゴロゴロするかと思っていたが、昼食後気が変わり、明るいうちに調整の終わった機関車の慣らし運転をやってみることとした。バーナー芯各2本ずつ追加したものである。 結果はご覧のように調子よく回転したのでまあ及第点にしておこう。(汗) ただし、ブロワーで排気を引っ張っている間はツーンと来る異臭が出てしまう。圧力が上がり通風弁で引っ張るようになると臭いが無くなる。ひょっとしたら電池切れでの不完全燃焼かなと今気付いた次第である。 電池を交換して再運転と思ったものの次の予定もあって今日のレベルで次回の運転会に持ち込みたいと思っている。
線路上で完全なことを確認しないうちは完成宣言を出せないのが辛いところだ。 あと一ヶ月はこのままである。(笑)
(追記 11月1日) 私の運転結果は、まだであるが、RC名人のくりさんによれば、某広大な庭園鐡道での運転結果では、
1.勾配無しで、42両の牽引を始めることができた。 牽引力は約900gfとのことで、それ以上はの負荷はかけていないとのこと。 2. 8/1000の勾配での実験結果では、 42両 では、空転して断念。 30両 では、空転して断念。 23両 牽引可能
であった模様である。
ただ、私も気になっている小さな燃料タンク(130cc)の結果、最初の蒸気上げで半分近くの燃料を消費してしまうとのことである。やはり安全弁を噴かせて走行開始する直前に燃料を補給後発車するやり方がストレスが溜まらないようである。 ちなみにバーナー管4本のBerkshireではロングランを想定してアルコール瓶一本分の500cc、これで30分以上は走ってくれる。JNR9600ではD51の半分ほどの小振りのバーナー管3本で100ccであるが、30分は走ったと思う。 四気筒のDuchessでは3本管で200ccであっても同様の時間走行している。 D51を今回のタンク容量にした設計時の考えは何だったのか興味を覚えるが、さて如何なるものだったのだろう。 ひょっとしたら狭い日本の鐡道では試験走行する人が殆どなので小さくてもいいと判断したのではないのでしょうね???
あともう一つ、長編成にした場合連結器にかかる力も半端なものではなくなってくる。、D51の牽引力の強さも作用して衝撃で貨車側の連結器が外れることがあったとのことである。 加減弁を絞って力をコントロールするだけでは微妙な加減が難しいので通風弁の開閉やドレイン弁の制御が効果的とのことである。 しかしながらそのためにはラジコン化が必須のようである。 ドレインコック開いて蒸気を排出する様は、最高の雰囲気とのことである。是非RC化をするようにと薦められているのであるが・・・・。色々あって・・・(汗)
いずれにしろこのレベルのパワーを発揮するのが当たり前のようであるため我が機関車でも更に元気を発揮させないといけないのである。さて、次の運転会が迫ってきたが、結果はいかに???(11月1日)
(また追記 11月14日) 完成宣言をしないまま様々な改良案が出てくる(汗)。 今度は燃費改善の件である。 此の機関車を持つ瓦礫堂本舗さんからの情報によると火室にBerkshireと同様にブリックアーチを付けたところ明らかに燃費が改善したとのことである。 このD51のボイラー煙管は太いものが二本、これに直接バーナーの炎が吸い込まれる構造なので煙室の温度も他の機関車よりも高そうである。ブリックアーチがあれば火室から煙室まで炎がゆっくり回るのでエネルギーが多めにボイラーに伝わるのであろう。しかし、Berkshireでは写真のようにボイラーに取り付けられているのであるが、此の機関車ではそういうわけに行かないし、今更分解するのも大変である。
<Berkshireのブリックアーチ 天地逆転中>
ということでもっとも簡便にバーナー装着ネジを利用して底部から上に向かって取り付けたそうである。炎の流れを遮蔽するのみの手段であるが、これならば私にも出来るかも知れない。いずれチャレンジしてみようと考えている。 ただ、伝導率の低いステンレスで火室の温度上昇を避けるようにしたとのことであるが、私の場合は加工が大変なので装着部に厚めの断熱材を入れて鉄板で試みることにする。 さていつになるのだろうか?(汗) |
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