からくり整備工場

JNR9600走行結果報告(2007.3.4) 追記(11月23-24日)


 3月4日は、北裏鉄道の3月運転会でした。先月の運転結果が思わしくなかったのでバーナー芯を長くした9600で運転に再チャレンジしました。 結論から言えば、大成功!!
 Oさんより拝借した米国型貨車二両を引っ張り恐る恐る走らせたところ。低速で力強くしかも安全弁を噴き噴き走ります。 9600のイメージ通りの走りです。カットオフを大きくするとドラフト音も大きくなります。 それではとあと一両お借りして連結すると更に大きなドラフト音を出しついでに心持ちカットオフを更に大きくするとまるで大型機のようなドラフト音を発しました。 一瞬、位相が狂っておかしくなってしまったかと錯覚するような大きさです。 安全弁を時折噴き上げて走る様は本物もどきなのですっかり満足しました。 バーナー芯を5mm程度長くしたことでこのような効果が出たので驚愕しています。 調子の悪い機関車はエンジンを疑う前に単純な燃焼系を見直して下さい。
他にも色々楽しいことがありましたけど、この一点だけでも有意義な一日となりました。運転会参加の皆さんありがとうございました。 写真は省略いたしました。

 そうそう、ズビ氏新調のガーラットが登場しみんなの注目を浴びて走り始めたのですが、調子が今一つでした。構造は複雑怪奇ですがアスターの精緻さには及びません。中国製の機関車ですが圧力を低く抑えて走ることに徹しているようです。が、耐久性にはちょっと疑問があります。 安くて安全で走るのであれば意外に拡がるメーカーかも知れません。 奥さんは石炭炊きコロンビアの蒸気上げに懸命の様子ですが、それをそっちのけで新型機関車の調整に余念がなかったのであとでもめていないでしょうね。 それにしても夫唱婦随?ライブスチーム夫婦には驚いています。 運転日記調になったのは御容赦の程を。

<ズビさんのガーラット。 世界の巨大機の集まる北裏鉄道ならではの光景>
(2007.3.4)


11月23-24日
既にブログとここのからくり鐡道運転日誌でも報告しましたが、日本庭園鉄道へこの9600を持ち込んで走行確認しました。 結果は上々、24両もの貨車をを牽引して長大な線路を快走し、しかも勾配線を無事走り切りました。バーナー芯を長くした効果は絶大でした9600はライブスチームとしてほぼ全ての機能を盛り込んである機関車であり、購入した経緯から考えるとコストパフォーマンスの高い機関車です。 強いて云えば、排水バルブを備えていないので安全弁を外してボイラーの水を出さなければならないところが弱点です。


アルファ氏の北海道型との重連もご覧のようにスムーズに走り切りました。白線の入った機関車が愛機の九州型9600、後方が重装備の北海道型9600です。





トップへ
戻る
前へ
次へ