D51半流線型製作記録

2007.5.31 いつの間にか進捗・下回り終了間近


 このところメリハリなく工場に座ったり、パソコンに向かう生活である。 D51を作るのだという意気込みは今一つであるものの、手先を動かし何か作っているというのも楽しくてゴソゴソ何かやっている最近である。 が、D51に関しては、前回以来まとまった作業が少なく、ここにまとめる程のこともないと思っていた。 ところがD51を眺めると下回りが終わりかけていた。 空き時間のコソコソ作業の成果である。仕事もかくあらねばならないのであるが・・・・・(汗)

5/21頃に弁装置を組み立ててみた。モーションプレートを作ったものの開封した部品そのままでは中立位置で確実に引っかかってしまう。滑り子を取り付けるネジが突出しているので鑢と紙鑢で仕上げた。これで上下スムーズに動作する。これをモーションプレートに組み込むと意外に堅い。単独では軽いので組立後、軸受け部分の幅が僅かに狭いと思われる。 それでも動作を繰り返しているうちに軽くなったのでまあこれでいいだろう。 分厚い塗装を少々剥がし、フラットにして本組立とした。もう一度主台枠に取り付けるときに再チェックすることにした。

 特に悩まずに進捗するのはアスター製品の完成度が高いのかも知れない。
 主台枠へイコライザを取り付け、主台枠の組立、動輪装着、エンジンの取り付け、と作業は順調に進み、とうとう昨日は弁調整をやり終えて弁室のカバーを取り付けてしまった。 一日せいぜい1時間程度の作業が多かったためか記録もせずに終えてしまった。ホームページのネタも曖昧なままではからくり劇場の名がすたる。 のであるがBerkshireとほぼ同じ構造のためにこの工程までは殆ど悩むことがない。 気が付けば下回りが終わりかけて、エアテストを残すのみとなったのである。 無心にやったことは意外に覚えていないが、御容赦願いたい。

  <エンジン構造、Berkshire、C622とほぼ同じ>


  <動輪とエンジンを組み立てました>

 とはいえ失敗談は、あれこれ起きてしまった。 ドレイン弁の操作軸を取り付けずにエンジンを装着し、やり直し。
加減リンク、上下逆にしてしまい、気付いたのはコネクチングロッド装着時、 この辺りは仮組立をサボってやっていたせいである。 短時間にやってしまう作業はどうしてもいい加減なやり方になってしまう。 この先ボイラー組立以降は、まとまった時間をとってから進めることにするつもりである。仮組立は必須であるといいながらこの原則が崩れてしまいそうなのは本業がドタバタしているからかもしれない。 

    <弁調整終了直後の下回り> 

 さてこの先は、ボイラーに移るのであるが、いつ着手できるのであろうか? 明日から6月である。(汗)





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