BR 9F Eveningstar製作記録
今日も仕事の合間を見ての短時間作業となった。夕方、表参道の知人のところでの闇鍋会に出席しなければならない。(笑) 前回紹介しそこなっていた軸動ポンプは第二軸の偏心カムにポンプ用アームを装着し、ポンプ本体と結合して作業を終えた。 これまでの軸動ポンプとの違いは、偏心カムの摺動面にテフロンテープを巻くのである。ガタ付きがなく少し軽くなったような気がする。実際に運転したらどうなるのであろうか?
この機関車の特徴は五軸の動輪であるが、曲線に弱い。これを克服するために第三動輪はフランジのないただの円筒である。実は本物もこれと全く同じなのである。この一風変わったところに興味をそそられる。そういえば、フランジレスの第三動輪の上下動はほとんど無く、それ以外の動輪は軸バネで浮いて上下動可能である。従ってこの第三軸を支点に前後の動輪が上下している。 国鉄型C622やD51半流線型のようにイコライザは備えていない。 で、この作業の仕上げとしてポンプ側ナットを締め込んだので第三軸の回転が少し重くなってしまった。 さて、この堅さでいいのだろうか? 動輪を繋いだあとで再確認することとする。
この後ダミーのブレーキシュー、砂撒き管を取り付けた。少し下回りが締まったような気もするが、やっぱり動輪を連接棒や主連棒で繋がないと機関車らしくない。何とか其処まで到達したいのであるが、もうしばらくは作業は無理なようである。 弁装着・調整、エアテストと進めて何とかライブ作りの世界に浸るという状態になるのであるが、2月中旬までは中断しそうである。
この写真で分かるように前輪の取り付け軸の上にダミーのブレーキ軸が覆い被さっている。ということはいずれ外さなければならない様である。この機関車の組立ではこの手のトリッキーな工法上の問題が出てくるようである。 この状態でしばらく眺めておくこととする。(2008.1.26) |
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