BR 9F Eveningstar製作記録
寒さのせいで作業が散漫続きとなりお恥ずかしい限りであるが、僅かに進めた途中経過をご紹介しておくこととする。 実はこの日は世田谷ボロ市であり、いつもであれば出撃するのであるが午後箱根湯本まで年寄りを連れての家族旅行なのである。 とはいえ、前編のようにバラバラのままでは気になって仕方ないのでちょっとだけ組み立てることにした。出発時間は迫るのであるが好きなことは私事を優先してしまう。(汗)
五軸の動輪とシリンダ部の装着なので早めに終わると判断し、あっという間に組み立てたのはいいのであるが、実は下記の写真の円い筒、これは粘着力を増すためのオモリであるが、動輪を装着する前でなければネジ穴が隠れて取り付けられなかった。結局3,4軸を取り外すしての取り付けになった。 急がば回れである。
この機関車は2-E-0の強力な形式の割には4-C-2のDuchessよりも小さめでコンパクトな車体である。それ故、組立順序が意外にトリッキーである。間違えば工程が幾つか逆戻りとなってしまう。 この後、逆転弁やチェックバルブの組立にも注意を要しそうである。。
既にクロスヘッド含めて組終わっていたシリンダーとスライドバーを車体に取り付けたが、予想通り固い滑り具合である。誤差の大きなネジ穴を締めていく箇所なので誤差の積み重ねで固くなっている。スムーズに動き出すまでいつも苦労する工程である。精神が安定している時にじっくり調整することが一番である。いつになるか定かでないのであるが、この先の組み立て作業のお楽しみに残しておくこととした。(汗)
まだまだこんな感じなので機関車としては披露できない状態である。片方のクロスヘッドがなかなか軽くならず時間切れ、慌ただしく出発することとした。後日落ち着いてやらなければ期待通りに軽さにはならないようである。
前々日に軸動ポンプの組立をやったのであるが、部品展開図だけで何故か組み込んだ写真を撮り漏らしていた。焦っていたのであろう。車軸カムとの結合もこれからなのでいずれまとめて報告することとしたい。
中央矩形の真鍮の固まりが軸動ポンプ本体、その左の棒がピストンである。右上がテンダーからの注水逆止弁、長い管は同じく水の行き帰りの管である。いつもは銅管であるが、この機関車では胴を黒染めにしている。本物も黒いのかな?
取り急ぎ現状の作成状況をアップして此処と実状が摺り合った進捗報告とした。(2008.1.22) |
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