からくり庭園日記

2011年12月02日

2011年からくり庭園日記

 昨年も11月で休止同然となった庭園日記ですけどまた開いてみました。自分のメモとしてブログと併用していくつもりですのでご覧になる方の役には立たないものと確信しています。(ペコリ)
なかなか暖かくならなかった今年ですが、花粉の気配とともにまずはスタートです。(開始日 2010.3.11)

12月2日 黄葉もお終い
いつの間にか12月に入りました。庭木の黄葉も既に終盤です。いつもの年よりも慌ただしい一年だったのは皆さんも同じかなぁーと思いますが、いかがでしょうか?
伸び放題だった生け垣を家人とともに剪定し、道行く人からお化け屋敷の連想をされないようにしました。今年は荒れ放題の庭になりました。毎年沢山の花を付けてくれるフジの鉢もご覧の通りです。


玄関先の楓は今一つ、このまま散ってしまいそうです。



小さな畑にはずるをして二十日大根と蕪を蒔いて誤魔化してあります。現在双葉から本葉が伸びてきました。吉祥寺北裏鐵道の高橋さんの畑よりも二ヶ月近く遅い手入れなので収量は期待できません。
いよいよ師走、有終の美を飾るように手入れしたいと思います。

10月17日 寂しい近況
久々書いています。ゲリラ豪雨、台風で大騒動していました。庭園や農園の被害はたいしたことなかったのですが、台風でテレビのアンテナが倒れ、電話の保安器が外れて水が溜まり数日して不通になる。その結果セコムのアラーム鳴動等騒がしい時期がありました。仕事面でももちろんその後のゲリラ豪雨で右往左往しました。
庭園は放置、温州密柑が少々落下したものの無事成育中です。
農園はトマトを取込寂しくなっていますが、何を作るか手を付けるに至ってません。
唯一、紫蘇の実を大量に収穫出来たので家人が紫蘇の実佃煮を作りました。軽い味付けで食事の度に重宝しています。
これは美味い。(^0^)

8月27日 草取り
暑さもやっと一段落したので午前中は農園の草取りをしました。ゴミ袋一つ作成。それだけでもすっきりするものですね。早くも茗荷を見つけて二個収穫。今年の胡瓜は大不作、何故なんだろうか?成城の貸し農園に聞きに行ってきます。ついでにこの先の植え付けをどうするかも考えることにします。

午後、世田谷区は90mmを越す大豪雨に見舞われて仕事上のトラブルを抱えることになりました。翌日点検と修復について打ち合わせです。

8月8日 夏が戻りました。
台風六号が太平洋上を通ったことで冷夏と云える気候となって一息付きましたが。今度は長すぎる涼しさに季節が秋に飛んでしまった気分でした。暑い時期は暑く、寒い時期は寒くが一番です。 それも過ぎ去り、昨日から暑い夏が戻って来ました。おかげで熱中症気味の一日になりました。
さて、暑くなると庭園作業は避け気味です。今年は胡瓜が何故か枯れてしまいました。原因不明ですが、病気のようです。
今年の夏の課題は、蝉がいつ鳴くかでした。私が確認したのは8月5日(金)です。これが遅いのか早いかこれまで記録が無いので何とも云えません。今年は季節の動きが遅め遅めに移っているので妥当かなと思います。



7月19日 梅雨明け十日から脱しました。が、

30度を超す酷暑から解放された梅雨明け十日目ですが、台風六号が接近中です。関東への影響はこれからですが、被害が極小であることを祈ります。午前中、簾など飛ばされそうなものを外しておきました。
時折ざーっと音を立てて雨が屋根を叩いています。 その間隙を縫って町田まで出かける予定です。
カラカラだった庭にとっては恵みの雨ですけど降り過ぎも困ります。胡瓜やトマトの株がちょっと心配です。

お昼のテレビを見ていると東京はまだ蝉の声を聞かないとのことですが、確かに我が家の庭でも蝉の声がありません。 例年も遅いなと思った頃に鳴き出していましたので心配しておりませんけどね。

今年の蛙の産卵は4月25日と異様に遅かったので蝉もその分遅いのでしょう。 確かに地震前後の蛙の出入りは例年と違っていましたが、地震が地中の蝉の幼虫にまで影響したとは思えません。 この日記でも分かるように温暖化などないのではと思わされた寒い春だったので季節が全体的にずれているのかも知れません。 蝉の羽化は地面に蓄えられた熱の積分値で決まると書いた新聞があったように思いますが、寒い日が続いた今年の春を思うとなるほどと思います。
台風一過、蝉が出てくることと考えています。 さてどうなりますやら。



7月17日 炎天下の農園

7月9日に梅雨明け、その後は34度の酷暑が続いています。まさに梅雨明け十日です。お盆も終わり一息付いたところです。その間、からくり庭園は伜の手伝いで剪定がだいぶ進みましたけど完全に終えることが出来ませんでした。例年お願いしている職人さんも今年はパスし、我々でやろうと思ったからです。
しかしながら、松が難物、そして炎熱も。(大汗)

農園のジャガ芋は無事収穫しましたが、繁った株は早すぎたのか大した収量がありません。試験的に掘り起こした元気のない株には意外にも大きな芋がぶら下がっていました。
そして現在はトマトが程々に収穫出来ています。
胡瓜は、何となくみずみずしさに欠けるモノが多いようでもっと撒水の必要があるのかも知れないなと迷っています。



ゴーヤのカーテンが二階近くまで伸びてきて花が咲き始めています。何とか夏の姿になった庭ですけど震災のことをチラチラ思い出す暑苦しい日が続いています。
このところ夕方に時間をとって撒水するようにしていますが、それでも追いつかない庭の土、直上からの太陽のおかげですぐカラカラになっています。 この辺で一雨欲しいところです。
既に八日間ギラギラ照りつけられていますから。


6月19日 剪定三昧(大汗)

梅雨真っ盛りともなると次第に植物の成長に圧倒されて負け試合になりかけています。皐月も終わり剪定する時期であります。が、・・・・震災以来の物ぐさ発生で放置していました。
伜から「手伝うよ。」とメールが来たのでこれ幸いと頼んでしまいました。 おかげで大小の皐月10株ほど終了、ゴミ4袋分収納しました。が、よく見ると正面の大皐月、刈り忘れていたので後処理になりました。


まあこれでちょっと時間を取り戻したつもりですが、まだまだ戦いは続きます。
やっぱり毎年負けてしまうのですが、集中力が続かないことが一番の原因のようです。



5月17日 花一杯になっています。

例え地震があったとしても植物たちは一斉に花開かせて楽しませてくれます。百花繚乱とまではいきませんが、4月になって以来いろいろな花が咲き続けています。


最近は鉄線、芍薬、三寸アヤメがきれいどころです。それにライムと温州密柑の花からもいい香りが漂ってきます。四季の中で一番元気の出る季節でありますが、地震後の暗雲がまだ残っているのも事実、パーッと晴れてくれるのを望みます。



10年?ぶりに咲いた芍薬です。手入れしていませんでしたから。(汗)



散発的に庭園模様をブログにまとめていますのでこちらもご覧ください。
園芸や農園日記で検索して貰うとまとまっています。


4月25日 遅い産卵でした。

前日はFacebook学会の集まりに参加しボーッとしながらの畑の見回りです。(笑) 蜻蛉池に水を補給しつつ、火鉢池の水中を見ると蛙の卵がありました。卵は昨日確かに無かったと思うので、昨晩産卵したのでしょう。 天変地異の続く今年のせいなのか異常に遅い産卵となりました。このまま産卵が無ければまた大地震がと気にしていましたが、ちょっと安心。でも産卵量がいつもの1/3です。まだ何かあるのでしょうか? それはともかくこれまでの記録とともに此処に再掲しておきます。

   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日
そして
   2011年       4月25日 

寒かった今年の冬のせいかと思ってみてもやはり異常です。この現象をどなたか解析してくれいないものでしょうか?
(ブログより一部抜粋)


4月2日 春よ来い

原発を含め、大震災の後始末の進まない日が続いています。毎日気になる原発模様。 日本のアキレス腱になりそうな予感です。
からくり庭園にもなかなか春が来てくれません。実は蛙の産卵も未だの我が家です。
そうはいっても今から準備をしておかなければなりません。この数日で、農園にはジャガ芋を植え付けました。メイクイーン、北あかり、男爵にしました。同時に手っ取り早く収穫出来そうな小松菜の播種、レタス植え付けも終えました。
小松菜には不織布を敷いて作業終了。 これで満杯なので収穫後の農園レイアウトを考えておくことにします。
多分、胡瓜とトマトは欠かせません。


3月11日 東北関東大震災

14時46分とのことであるが、突然横揺れが始まりそのまま大きくなってしまった。ガスコンロを確認し、慌ててベランダの引き戸を開けて逃げ道を確保し外に出ようとしたが、揺れが大きいので隣家の瓦やアンテナなどの落下物を避けるため一旦食卓の下に退避した。この机はアンティークを模した英國のものなので意外に頑丈である。
揺れが収まり周辺を見ると食器類の落下はなく、棚に軽く入れておいたものが落ちていた。 その後、大きな余震で外に出ると蜻蛉池が洗面器を振らしたときのように波立っていた。
老父の住む母屋の棟瓦落下、ライブスチーム数台棚から落下などの被害にはまだ気が付いていなかった。
本震時は逃げ道を確保して机の下に潜り込みたくなる程の揺れでした。次の余震は家の周りを見回っているときでしたが、蜻蛉池の水面は洗面器を揺らしたように波立っており、初めて見る光景に見とれてしまいました。


3月10日 春まだ遠し(ブログより)

 すっかり忘れていた蜻蛉池日記ですが、そろそろ蛙が集まってきたのでチェックを始めました。火鉢池の中に三匹ほど蠢いていますが、産卵の気配はありません。月曜日のように雪が降ったり零下になったりと冬から抜け出せないのが分かるのか水の中でゴソゴソしているだけです。 今年の庭模様は例年と違い尾長の襲来?で小松菜や大根葉がつつかれ続けています。寒さが長く続くので食べ物がないのでしょうか? 第一次の木瓜の花は、蜜を吸われて花びらがあっという間に落とされています。まだつぼみがだいぶ残っているので第二次開花に期待しているのですけど、どうなりますやら。近くの電柱に尾長が四羽待機していました。(笑)



開花の遅い我が家の梅がやっと満開です。こちらにはなぜか尾長は集まりません。匂いが嫌いなのかも知れません。その代わりメジロのつがいがしょっちゅう来ています。こちらは上品に蜜を吸ってくれるので長く咲いています。

昨年のブログより
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2010年2月26日 蛙の登場
 どんよりとした空、夕方には雨が降り出しそうな空気です。お昼時の蜻蛉池に蛙が6匹?ぐらい登場しているようです。雨間近の匂いを嗅ぎつけて乾いた土にもかかわらず這い出してきたようです。 昨年、蛙が現れたのは2月15日頃でしたから10日遅れの登場です。
東京都世田谷地区での産卵日は2003年(平成15年)まではほぼ 3月3日頃に集中していたのですが、それ以降の年から変動が大きいようです。 暖冬と言わていますが産卵日を見る限りでは何とも言えないというところでしょうか。

   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日(追記)
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温暖化と云われる割には3月の産卵がまだあります。今年も標準日を過ぎましたが、まだその兆しはなさそうです。





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