からくり庭園日記
2009年からくり庭園日記
毎年勢い込んで始めるこの日記ですが、今年も同じパターンのようです。昨年試みた貸し農園・アグリス成城は肝心の自前農園の維持管理が出来なくなってきたので残念ながら一月一杯で契約を終えました。野菜作りのノウハウをもっと勉強したかったのですが仕方ありません。今年は試行錯誤しながら我が家の庭をまともに菜園化していきたいと思います。 一月の作業は、貸し農園の作物収穫が全てでした。 まずはここまで(2009.2.1)
4/16 春全開 4月とは思えぬ毎日が続いたので庭は一気に初夏の雰囲気です。櫻模様を書いておくつもりでしたが、いつの間にか葉桜となってしまいました。今年こそは立派な枝垂れ櫻となるだろうと思っていたのですが、昨年も枝を切りすぎたのかまだ普通の櫻のようです。或いはまだ若いせいかも知れません。
この満開の櫻が終わり既に一週間経っております。 農園?にはジャガ芋がすくすく育ち始めました。今のところ順調ですが、果たしてどれ位の収穫があるのか6月中旬に向けて手入れを始めたところです。その前の楽しみは豆の実が大きくなってきた空豆です。
少し大きくなってきた空豆です。無事収穫するため気をつかっているつもりでありますが、油虫襲来中です。
ジャガ芋はこのところ倍々という様子で葉を拡げています。
根菜類の間引きを適宜実施していますが、こちらも次第に本葉が伸び始めました。どの株を残すのか選定し、間引いたものはサラダ菜として活用予定です。 無農薬前提に考えていますが、その辺りのノウハウを如何に得るのかが課題です。 この春、一番楽しませてくれた花は木瓜でした。二月中旬に開花し三月下旬が真っ盛り、さすがに現在は咲き終わったようですが、それでもまだ少々名残の花を見せてくれています。 こんな様子が、この数日のからくり庭園です。
4/1 発芽色々 花冷えが続き春支度で出かけて震え上がるこの頃です。花見のタイミングもどうやら一週間ずれてしまったようで、今週末以降が見頃のようですね。我が家の枝垂れ桜は蕾の色が濃くなってきましたが、まだ咲いた花はありません。この櫻は先日京都で見てきた醍醐寺の枝垂れ桜よりも咲く時期が遅く色の濃いものです。
さて、全開蒔いた種がそろそろ芽が出てきました。加減して蒔いたという家人の話とは裏腹にびっしりと芽が並び、間引きが大変だなぁ-と労働者は悩みます。根気が勝負のこの作業、大変なんです。 唯一私の蒔いたミニ人参の発芽はまだのようです。人参の生育はゆっくりしていることは昨年体験済みです。ジャガ芋の影になって栽培を失敗したので今回はそのようなことがないよう配慮するつもりです。
3月18日に植えたジャガ芋は、今朝メイクィーンとアンデスの芽が僅かに顔を見せています。 空豆の生育は順調のようです。既に50cm程の背丈に育って花が沢山咲いていますが、まだ実と確認できるものはありません。花粉を媒介する昆虫が殆ど見あたらないのですが、受粉はどういう風なのか興味があります。蝶々が飛び回っていたというのが子供の頃の記憶なんですが、都会ではどうなんでしょうか?。
蜻蛉池の蛙の卵、そろそろ孵化を始めたようです。そういえばメダカを真面目に数えたら大3匹、小7匹の丁度10匹泳いでいました。
3/22 農作業開始 この数日合間を見て農園の整備を続けていると農家になったような心境になります。 これも昨年アグリス成城で農民の心得をちょっとだけ教わったおかげのようです。 畑地の整備として耕地と施肥の他に地中深く根を張っているドクダミの地下茎を丹念に除去しましたが、このネットワークの素晴らしいこと。(笑) 取っても取っても取り切れません。とはいえ納得するタイミングで終えたつもりなのでこの先は芽を見たら除去で頑張ります。 という次第でやっと種蒔きに至りました。とにかく空いた場所を見つけての狭い農園なのでどうしても少量多品種です。 蒔いたのはミニ人参、大根、蕪、二十日大根二種。いずれも昨年の貸し農園・アグリス成城で実績のあったものですが、雑草だらけだった我が家でどうなるのかはこれからが勝負です。 今のところ空豆がぐんぐん大きくなっていますので順調のようです。この先、胡瓜、トマトなどの本格的な実ものを狙っています。4月下旬に苗を出すとアグリスで聞いたのでそれまでは実地訓練です。
ところで、蛙の産卵が終わりました。3月19日の明け方?と思われますでこの日を今年の産卵日とします。
2月16日にまとめておいた産卵記録を再掲しておきます。 2003年(平成15年)まではほぼ3月3日頃に集中していたので近年の変動ぶりが目立ってしまいます。 2004(平成16年) 2月25日 2005年 3月16日 2006年 2月26日 2007年 2月20日 2008年 3月16日
これを見ると今年は2005年、2008年に同じ頃になりますが、昨年と同じ天気模様になるのでしょうか?
メダカは健在です。生魚が3匹、稚魚が5匹、これは昨秋より3匹の減ですが、世代交代は無事終わったようです。この蜻蛉池で養える容量は11-12匹であることからまずまずの環境のようです。
3/3 春まだ遠し 今日は家人の誕生日であるがやたら寒い一日になりそうである。 さて、蜻蛉池に集まった蛙達を見て今年は産卵が早く来そうであったものの、その後一転して冬模様に戻ってしまっている。雛祭りの本日は最高気温が4度という報道に震え上がっており、午後からは雪交じりだそうだ。まあ積もることはないと思っている。 そのような中、今年の庭園作業は菜園作りに勤しもうとA4ノートを買い込んで「農園日記」というタイトルを付けてしまった。現状の菜園模様を写真とイラストで描き込んでどのようなレイアウトにするかを検討中である。もちろんその中身は家人主導であって小生は単なるワーカーなので技術的コメントを述べるに留まっていある。このような手法はアグリス成城で学んだことであり、この先色々参考になることがありそうである。とりあえず月替わりのコメントである。
2/17 冬に逆戻り 春のような日から一転して10度を切る寒い日になってしまった。 蛙は水中に潜みケロケロと鳴いていた蛙の声が全く聞こえなくなった。庭のどこかで鳴いていた声も当然ながら聞こえなくなり再び土の中に逆戻りしたようである。静かな冬の庭がまた戻ってきた。
毎年花盛りを演出してくれるようになった木瓜であるが、今年は昨年以上に沢山の花が咲き、そろそろ満開である。このところ外出の度に花の咲き具合をみるのが楽しみである。昨年は不作であった木瓜の実も花同様鈴なりになることを期待したい。
2/16 蛙大集合と産卵日予想 相変わらず暖かい日が続いており昼間は季節外れの15度はありそうである。本日の農作業はこれまでハーブ専門だった場所を野菜畑に転換するべく草取りに勤しんだものの前日の小石川後楽園と梅ヶ丘・羽根木公園の梅見物梯子が効いたのか足が痛く、作業能率は今一つである。余談であるが、前者は素晴らしい公園である。後者は梅の樹勢が衰えておりいささか失望してしまった。 ところで現在栽培中のものは春菊少々と五株の空豆である。とても菜園と云える状態ではないので今年の栽培計画を具体化する必要がある。昨年のアグリス成城の経験が役に立ちそうである。
一方、ビオトープ領域?の蜻蛉池と火鉢池には蛙が更に集まり7、8匹は潜っているようだ。今年の産卵はやっぱり早くなりそうである。近づくと水中に隠れるのであるが、しばらくジーッとしていると大合唱が始まる。 ただ、今夜から数日間は急激に冷え込むという予報なのでどういう経過をたどるのか楽しみである。 これまでこの日記に載せておいた数年間の産卵記録を整理してみるとこんな具合である。
2004年の産卵以降、毎年変動が大きいようである。それ以前はほぼ 3月3日 前後で安定していた。 近年地球温暖化と云われているものの地球の長い周期での温暖化期という説もあるようだ。その結論は長い歴史を経ないと分からないだろう。 さて今年の産卵は何時になるのか興味津々というところである。メダカは稚魚を含め八匹?越冬を確認した。 この数日は蛙が進入し大騒動のようである。 こまめに池の水を補充して産卵環境を準備しておくこととする。そういえば昨年、一昨年と蜻蛉の飛来が少なく今年はどうなるのであろうか。 こちらも気懸かりである。
これまでの産卵記録は次の通りであるが、各年の天候、思い出せるだろうか?2003年(平成15年)まではほぼ3月3日頃に集中していた。
2004(平成16年) 2月25日 2005年 3月16日 2006年 2月26日 2007年 2月20日 2008年 3月16日
2005年からHPでの記録は途中で休止し、ブログに記録を切り替えていた。 しかしながらHPと行ったり来たりで系統立てて気候変動と産卵の相関性を読み取るのはなかなか難しい。季節季節で両者を拾い読みしてみると面白そうである。 まだ実行したことはないのであるが・・・
2/13 蛙鳴く しばらく変化のなかった庭であったが、今日火鉢池の中に蛙が二匹蠢いていた。本日を蛙目撃日とする。 今日の気温は11度程度。一気に春が来たような気がする。今年は一昨年?のように雪なしのままであろうか? 午後になると南風が更に強まり春一番のようである。このような気候には蛙たちが集まる前兆である。昨年の蛙の登場日は2月20日であったと思うが一週間早いようである。 我が家の標準産卵日は3月3日なのであるが、この調子であればだいぶ早まるのではないかと予想している。 年末の仕事がほぼ一段落したので骨休めのために14時頃から田園都市線宮前平にある「ゆけむりの庄」へミニ湯治に出かけたが風が吹きまくっていた。 |
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